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【価値観の違いとは】夫婦やカップルでよくある例と対処法を解説

  • 2024.10.24
mamagirl

よく耳にする「価値観の違い」。人によって価値観は違うため、価値観の違いで人間関係がこじれることもあります。好き同士で結ばれた夫婦やカップルでも、価値観の違いに耐え切れず別れを選ぶことも少なくありません。今回は、夫婦やカップルによくある価値観の違いや、価値観が違うときの乗り越え方について解説します。夫婦やカップル間での価値観の違いに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

そもそも価値観の違いとは?

価値観とは「個人が物事を判断するときの基準や規範」のこと。価値観の違いは、【お互いが大切にしているもの、考え方や物事の優先度が違う】ということです。例えば「なぜ仕事をするのか?」という質問に「お金を稼ぐため」「自己実現のため」「社会のため」など答えはいくつもあり、人によって仕事に対する価値観は違うことになります。
これまでの生育環境や経験などから自分なりの価値観が作られるため、人と価値観が違うことは当たり前です。恋愛関係になり、最初のうちはパートナーとの価値観の違いに我慢をしていても、次第にこの関係を窮屈に感じ「もう別れた方がいい」と決断する夫婦やカップルもいまるようです。

夫婦や恋人・カップルでよくある価値観の違いの例って?

夫婦やカップルの仲がよくても「これは価値観が違うかも」ということが少なからずあるでしょう。ここからは、夫婦やカップルでよくある価値観の違いについて解説します。

<よくある価値観の違い>

食に関する価値観

お金に関する価値観

連絡頻度に関する価値観

趣味に対する価値観

友達との付き合い方に対する価値観

衛生面に対する価値観

お互いの干渉度合いに関する価値観

結婚に対する価値観

仕事に対する価値観

浮気に対する価値観

それぞれ見ていきましょう。

・食に関する価値観
出典:PIXTA

「自分は好き嫌いがないのに相手は好き嫌いが多い」「1日3食派だけど相手は3食食べなくても平気」など、食の好みや食生活に関する価値観が違う場合、いっしょに生活すると次第に不満が溜まっていく可能性があります。デートのお店選びに苦労したり、毎日の献立に苦労したりするでしょう。

・お金に関する価値観

金銭感覚の違いは、パートナーと揉めやすい理由のひとつです。目標に向けて毎月コツコツ貯金する節約家もいれば、趣味や楽しみに収入の大部分を使ってしまう浪費家もいます。お金は生活に直結し、金銭感覚の違いはトラブルになりやすいもの。結婚を考えるなら金銭感覚が似ている人がお互いのためです。

・連絡頻度に関する価値観
出典:PIXTA

「連絡は毎日マメに取りたい!」「必要最低限でいい」と連絡頻度に関しても価値観はさまざまです。連絡頻度の価値観が違うと「好きじゃないの?」「怒ってる?」と相手に勘違いされる場合もあります。

・趣味に対する価値観

「趣味にお金をかけすぎて無駄だと言われた」「大事なコレクションを邪魔だからと勝手に捨てられた」と趣味に対する価値観の違いもよく耳にします。自分の考えややり方を理解してもらえない、お金のかけ方に文句を言われるなど、歩み寄りが難しい問題でもあります。

・友達との付き合い方に対する価値観

家族や友達との付き合い方でも価値観が異なります。例えば、彼氏は友達や家族を優先したいのに、彼女は恋愛優先でないと不機嫌になる場合もあります。これは、デートの頻度にも関わるので喧嘩になる原因のひとつです。

・衛生面に対する価値観

衛生面での価値観もよくあることです。毎日入浴しないと嫌な人、疲れたら入浴せずそのまま寝てしまう人など、衛生面での価値観が違うと「潔癖!」「不潔!」と喧嘩になる場合も。掃除や洗濯の頻度も含め、衛生面での価値観が違うといっしょに生活するのが難しく感じてしまうでしょう。

・お互いの干渉度合いに関する価値観

パートナーといつもいっしょにいたい人もいれば、それぞれの時間を大事にしながら付き合いたい人もいます。パートナーに対する干渉度合いが違うと、どちらかが窮屈に感じてしまうでしょう。

・結婚に対する価値観
出典:PIXTA

カップルで「結婚するかしないか」「結婚するならいつ頃か」「仕事はどうするのか」「子どもはいるかいらないか」など、結婚や子どものことなど将来の話をする機会があるでしょう。このとき、ふたりの間で結婚に対する価値観が違いすぎると別れの原因になることがあります。

・仕事に対する価値観

「仕事をするからにはどんどんスキルアップしたい」「無理のない範囲でゆるく働きたい」「今の職場が合わないならさっさと転職すればいい」など、仕事に対する価値観はさまざま。パートナーと仕事や働き方に対して価値観が違いすぎると、相手にイライラしたり将来が不安になったりするようです。

・浮気に対する価値観
出典:PIXTA

異性の友達との付き合い方や浮気に関する価値観が違うと、トラブルになりやすく信頼関係が壊れる原因になります。「自分はパートナーが異性と出かけることに抵抗がない」と思っていても、相手は絶対に許さないと感じているかもしれません。喧嘩にならないためにも、事前に異性関係に対する価値観をすり合わせておくことが必要です。

パートナーとの価値観の違いを感じたら別れるべき?対処法をチェック!

いくら大好きなパートナーでも価値観の違いが大きいと「価値観が違いすぎて冷めたから別れたい」「価値観の相違は気になるけど好きだから別れたくない」など気持ちが揺れることもあるでしょう。ここでは、パートナーとの価値観の違いを感じたときの上手な対処法について解説します。

<価値観の違いを感じたときの対処法>

まずは相手の話を聞いて受け入れる

相手が絶対に譲れない価値観を把握する

やってほしいことはしっかり伝える

感謝の気持ちを忘れない

そもそも考え方は人ぞれぞれであることを理解する

それぞれ見ていきましょう。

・まずは相手の話を聞いて受け入れる
出典:PIXTA

どんなに好き同士でも、もともとは他人です。自分の価値観だけが正しいと押しつけず、まずは相手の話を聞き、自分とは違う価値観を理解する努力も必要です。相手の価値観を受け入れられると、関係もよりよいものになるでしょう。

・相手が絶対に譲れない価値観を把握する

人それぞれ絶対に譲れない価値観があります。「それは変だよ」「ありえない」と相手の価値観を否定せず、「この人はここが譲れないんだ」というのをいったん把握しましょう。相手が絶対に譲れない部分の価値観を否定すると、相手は傷つくだけでなく、関係が悪化する可能性があります。
また、パートナーと価値観を共有する「ふたり会議」などのアプリを使い、お互いの価値観をすり合わせていくのもおすすめです。

・やってほしいことはしっかり伝える

してほしいこと、してほしくないことをきちんと伝えることも大切です。「私はこうしてもらえるとうれしい」「こう思うからしてほしくない」など、具体的に自分の価値観を伝えると、相手も理解してくれるかもしれません。このとき、「私はこんな風に考えてるけどあなたはどう思う?」と相手の価値観を聞くと、お互いの理解がより深まるでしょう。

・感謝の気持ちを忘れない
出典:PIXTA

価値観が違う者同士の価値観のすり合わせは、簡単ではありません。しっかり話し合い、お互いが一方的に我慢しないことが大切です。相手に価値観を譲歩してもらったときは、当たり前だと思わず感謝の気持ちを伝えましょう。感謝の気持ちがあることで、相手もあなたの考えに歩み寄ってくれるはずです。

・そもそも考え方は人ぞれぞれであることを理解する

価値観の違いを感じたときは、相手の新たな一面を知れたとポジティブにとらえてみるのもいいでしょう。価値観の違いを認められる心の広さが持てると、相手が魅力的に見えたり、尊敬できたりすることもあります。みんなが自分なりの価値観を持っていることを忘れず「いろんな考え方があるんだ」と視野を広げ、相手を理解する努力をしましょう。

価値観の相違を乗り越えて!いつまでもいい関係を保とう

大好きなパートナーでも価値観の違いはあって当然のこと。大切にしているものは人それぞれ違います。自分と価値観が違うからといって、否定したり意見を押しつけたりするのではなく、お互いが納得できる妥協点を見つけるために何度でも話し合いましょう。価値観の相違をすり合わせながらパートナーといい関係を築いてくださいね。

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