『モンスター』アイドル完コピで“誠意”見せた趣里にX歓喜「可愛いｗ」「ダンスがキレッキレ」

趣里さん、ジェシーさんが共演するドラマ『モンスター』（カンテレ・フジテレビ系）。趣里さん演じる得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子の、“常識”にとらわれない依頼主との向き合い方に注目が集まっています。

第2話のストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられたコメントとともに今後の見どころを紹介します。

第2話のあらすじ

女性アイドルグループ「ハッピー☆ラビット」の古参ファンだという寺田晃司（本多力）が、ライブ会場を出禁になったので何とかしてほしいと事務所を訪れ、杉浦（ジェシー）が対応。一方、寺田の推しであるシホ（なえなの）が発表した新曲の歌詞に盗作疑惑が浮上し、事務所社長の益岡（津村知与支）が亮子（趣里）に助けを求めてやって来ます。

被害を訴えたのはシホが以前所属していた事務所の社長で、音楽プロデューサーの黒川（山中聡）。歌詞の類似性は高く、創作過程が分かるものも残っていないが、盗作はしていないと訴えるシホ。

彼女は年齢や出身地などのプロフィールを偽っており、黒川側はシホをうそつきだと印象づけ、彼女らを著作権侵害で提訴するとマスコミに発表。さらに、コンビニでシホが店員に逆ギレする盗撮動画が拡散され、裁判は亮子たちに不利な状況へ。

そんな中、亮子は寺田に“誠意”を見せて信頼を得ると、シホの過去につながる情報を探ります。シホは盗作などしておらず、彼女が高校時代に書いた歌詞を黒川が盗作したことが判明。卒業アルバムに証拠が残されていましたが、その後に整形した事実を隠すため、シホは証拠がないと言い張っていたのです。

「顔か歌詞か選ぶなら顔を選ぶ」と宣言し、益岡の提案どおりAIに書かせたことにするというシホ。しかし亮子は歌詞の内容に焦点を当て、シホが黒川より先に書いた物的証拠を提示。整形という事実には一切触れず、見事裁判に勝つのでした。

「パクリ問題、黒よりの黒、ここからどう持っていく？お見事」

訴えられていた著作権侵害に関しては、不利な状況を覆して見事勝利した亮子。しかし、整形を隠している事実については先送りにしただけで、いずれ必ず向き合わざるを得なくなるとシホにくぎを刺しました。亮子は天使なのか悪魔なのか、その正体も含めて謎が深まったようにも思えた第2話。

X（旧Twitter）では、「面白かった！パクリ問題、黒よりの黒、ここからどう持っていく？お見事」「凄まじいドラマだ…リーガルドラマで"整形"をテーマにした回の答えが『整形してもいい』とか『ダメ』とかそんなことじゃなくて、裁判で一切そのことに触れずに解決するのとても良い」「法廷場面で歯切れ良く被疑者の気持ちに寄り添って理路整然と弁護をする神波はかっこよく、内容もなるほど！と思わせるみごとな論法でした」などのコメントが寄せられています。

アイドル完コピで“誠意”見せた趣里が「可愛い」「ダンスがキレッキレ」

古参ファン・寺田から話を聞くために、シホの楽曲、衣装、振り付けを完コピ披露して彼の心を開いた亮子。ジェシーさん演じる東大卒のエリート弁護士・杉浦には絶対にできないであろう行動に、亮子の魅力がギュッと詰め込まれたシーンでした。

Xでは「神波先生の誠意まさかだったｗ」「誠意の見せ方可愛いwww」「オタクへの誠意が最高に“分かって”て素晴らしかった」「エリート然せずキュートなヒロインモンスターが魅力的」「ダンスがキレッキレのアイドル趣里ちゃん。可愛くってもう絶体絶命」など称賛の声が殺到しています。

物事の本質を見抜き、独自の解釈のもと裁判をかき回す亮子。第3話では、華麗なる一族の妻が経歴詐称した男の精子提供で妊娠し、エリート夫が秘密保持のため、訴えられた男の示談交渉を亮子に依頼します。しかし妊娠には大きな秘密が……。亮子に振り回されっぱなしのジェシーさん演じる杉浦も、そろそろ活躍を見せてくれるのか期待です。

この記事の執筆者：地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌などの編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。

文：地子給 奈穂