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【MLB】大谷翔平、昨季CY賞コールと“逆転3ラン”以来の2年ぶり再戦 米メディア提言の「勝敗分ける球種」とは……

  • 2024.10.24
ドジャースの大谷翔平(左)、ヤンキースのゲリット・コール(C)Getty Images
SPREAD : ドジャースの大谷翔平(左)、ヤンキースのゲリット・コール(C)Getty Images

メジャーリーグは25日(日本時間26日)から、今季の世界一を決めるワールドシリーズが開催される。ヤンキースは、第1戦に昨季のサイヤング賞ゲリット・コール投手がマウンドに上がる。対するドジャースは、トレード期限で途中加入したジャック・フラハティ投手の先発が発表された。
今季二冠王の大谷翔平投手とコールの対決は、2022年8月31日(同9月1日)以来。専門チャンネル『MLBネットワーク』は22日(同23日)、両者の過去の対戦を振り返り、第1戦の展望を特集している。

■「彼のバランスを崩し続けるためには……」

MLB公式のデータベージ『Baseball Savant』によると、大谷とコールの対戦成績は、通算21打席で20打数4安打1四球。大谷が7個の三振を喫しているものの、最後の打席で2点ビハインドからの逆転3ランを放っている。21打席で投じられた全97球の内訳は、フォーシームが55球、チェンジアップ18球、ナックルカーブ12球、スライダー11球、シンカー1球。7三振のうち5つがフォーシーム、スライダーとナックルカーブでも1つずつ喫している。
『MLBネットワーク』は、「(逆転の)本塁打は許したものの、コールが大谷にフォーシームを投げて成功を収めているのがわかる。それは彼がチェンジアップを効果的に使っているからだ」と分析。この年、投球全体のわずか8.4%だったチェンジアップを巧みに織り交ぜ、フォーシームで仕留めるスタイルが際立ったと主張した。
一方で、大谷が逆転3ランで一矢報いた点にも言及。「オオタニは対応して見せたが、ここからの変化も追いかけていくつもりだ。彼のバランスを崩し続けるためには(チェンジアップを)使わなければならない」と、今後の展開にも注目を寄せた。
ヤンキースとドジャースが激突する今季のワールドシリーズは、25日(同26日)ドジャースタジアムで開幕する。第1戦、大谷擁する強力ドジャース打線はコールを打ち崩せるか。

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