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【小山慶一郎さんインタビュー】テーマはお弁当。ドラマでほっこりしてほしい

  • 2024.10.24

Koyama Keiichiro

小山 慶一郎

出典:シティリビングWeb

「高杉さん家のおべんとう」で主人公のハルを演じた小山慶一郎さん。「芸能活動24年で連続ドラマの主演は初めてで、聞いたときは『まじで!?』と、驚きました(笑)。主題歌にも決まり、グループに還元できたうれしさがありましたね」

ドラマの見どころは?「ある日突然、ハルが久留里という中学生の保護者になり、お弁当を通して絆を深めていくのですが、ハルもまた両親を亡くしていて。久留里と過ごす中で、家族を思い出したり、親がくれた愛情に気付いていく…そこを丁寧に監督と話し合いながら演じていきたいです。派手な芝居ではないけれど、ドラマを見てほっこりしてもらいたいですね」

ハルの人柄について、「一生懸命やっているけれど、空回りしちゃう、まさに“全力空回り男”です。でも全力でチャレンジし続ける姿勢は、とても魅力的だと思います」と、話す。

小山さんにも最近“空回り”したことがあったとか。「久留里役の宏々路ちゃんと初対面のとき、緊張をほぐさなきゃと思って相当しゃべったんですよ。そしたら、宏々路ちゃんはすごく落ち着いていて…。そのとき空回りしましたね(笑)」

料理に奮闘するシーンが多い本作。「ハルは不器用ながらもお弁当作りを始める役。ぼくも料理が苦手なので、そこはよかったですね。役柄的に料理に慣れていなくてもいいのですが、撮影に向けてフライパンを持つことには慣れておこうと思って。卵焼きやカレーなど、簡単なものですが、キッチンに立って作るようになりました」

ドラマを彩る「お弁当」の数々は、思わず作りたくなるそう。「タイトルに『おべんとう』とある通り、魅力的なお弁当はもちろん、卵をふわふわにするコツや、テクニックなども登場しますよ」

そんな小山さんの“思い出のお弁当”とは?「母がラーメン店を営んでいるので、中華が多かったです。当時はチンジャオロースのお弁当が好きでしたね。中華って、脂が白くなることがありますよね。でも母のおかずはならなかった。ドラマでは麻婆ナスが登場して、ちょっとしたテクニックの紹介もあります。母にも何かコツがあったのか、聞いてみたいですね」

小山 慶一郎さんの“働く”インフラ

人と距離を縮めたいとき、どうする?

以前キャスターをしていた経験から、相手の情報がゼロの状態でも、何かしら質問ができるすべを身に付けました(笑)。どんな状態でも相手への質問がわいてきますね。距離を縮めたいときこそ、僕は質問をたくさん投げます。話を聞いてあげることが得意なので、後輩から相談されることも多いですね。

チームで仕事をするとき、使える仕事術は?

周りのスタッフや共演者を普段からよく見ること。そして、興味を持って知ろうとすることですね。そうすれば、後輩に相談をされても「君の特技って○○だから、○○に生かせるよね」とか、的確なアドバイスができるはず。ときにはSNSを駆使して、相手の興味や好きなことを調べて会話につなげるのも手かと思います。

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ドラマ「高杉さん家のおべんとう」

出典:シティリビングWeb

中京テレビ・日本テレビ系で毎週水曜24時29分から放送中 ©柳原望/KADOKAWA ©中京テレビ

独身・彼女なし、地理学研究で生計を立てるため絶賛奮闘中の“ハル”こと高杉温⺒(小山慶一郎)は、ある日突然、親を亡くした中学生・久留里(平澤宏々路)の未成年後見人になることに。全力空回り男のハルと、節約家でしっかり者の久留里の凸凹共同生活が始まる。2人の距離は弁当を通じて縮まっていくのだが…。

PROFILE

1984生まれ、神奈川県出身。NEWSのメンバーで2003年にCDデビュー。アイドル・俳優・キャスターとして幅広く活躍。現在、「NEWS小山のおしゃキャン!どう?」(フジテレビ)などに出演中。8都市17公演を行うライブツアー「NEWS LIVE TOUR 2024 JAPANEWS」を開催中。11/13(水)発売の31枚目シングル「あっちむいてほい」は、ドラマ「高杉さん家のおべんとう」の主題歌に決定

取材・文/岡田尚子(シティリビング編集部)、撮影/塩谷哲平、ヘアメイク/KEIKO、スタイリスト/三島和也(Tatanca)

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