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【MLB】大谷翔平とジャッジに期待されるWSでの“復活” 米メディアがNBAスター超えに注目「バードとマジックの比較ですら不十分」

  • 2024.10.24
ドジャースの大谷翔平、ヤンキースのジャッジ(C)Getty Images
SPREAD : ドジャースの大谷翔平、ヤンキースのジャッジ(C)Getty Images

ドジャースとヤンキースのワールドシリーズが25日(日本時間26日)、ドジャースタジアムで幕を開ける。メジャー屈指の人気球団による世界一をかけた戦いには注目が集まっている。
なかでもポイントの一つに挙げられるのが両軍にいる本塁打王の存在。大谷翔平投手とアーロン・ジャッジ外野手の競演には米メディアも高い関心を寄せている。

■本塁打王同士のWSは68年ぶり

今季ドジャースに移籍し、初のナ・リーグでのプレーとなった大谷は159試合に出場して54本塁打を記録。対するジャッジは158試合の出場でメジャー全体トップの58本。両リーグの本塁打王が競演するワールドシリーズは68年ぶりで、ともに50発超えは史上初となる。
そんな両チームのスターには、米スポーツ専門メディア『ブリーチャー・レポート』も「ショウヘイ・オオタニ、アーロン・ジャッジ。そしてヤンキース対ドジャースのワールドシリーズに対する6つの疑問」と題した特集記事で1番の注目点として言及。「ショウヘイ・オオタニ対アーロン・ジャッジの対決はどちらが勝利するか?」と問いを投げかけている。
記事内で挙げられたのが、両者のポストシーズンにおけるここまでのスタッツ。大谷については「プレーオフでOPS.934という申し分のない成績を残しているが、走者なしで打率.138に留まっていることは誰もが知っている」と述べ、チャンスに強さを見せる一方でランナーがいない時の打撃成績に言及している。

■打率.161に留まるジャッジ

一方のジャッジは、「今季のポストシーズンで打率は.161、過去30回にわたるプレーオフ全体では.154だ」とこれまでのプレーオフでの成績に触れながら、ここまで本領発揮には至っていないとしている。
それでも、「この状況は『何かが起こる』という予感がする」と不振からの脱却には期待を寄せており、「もしオオタニとジャッジの両者がワールドシリーズでレギュラーシーズンのような打撃をすれば、バード対マジックとの比較ですら不十分に感じるかもしれない」と、1980年代にNBAをけん引したラリー・バードとマジック・ジョンソンの戦いと比べる形で、両チームのスターに関心を寄せている。
レギュラーシーズンでは別次元の働きで、MVP最有力ともいわれる大谷とジャッジ。世界一をかけて戦うメジャー最高峰の舞台で両者が輝きを放てるかは注目が集まる。

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