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黒木華主演作『アイミタガイ』感動の特別映像!岩井俊二ら各界著名人からの絶賛コメントも

  • 2024.10.23

中條ていによる小説を映画化する『アイミタガイ』が11月1日(金)に公開される。このたび、本作の特別映像が解禁。さらに、著名人からのコメントも到着した。

【写真を見る】映画『アイミタガイ』への感動の声を集めた特別映像が解禁に

【写真を見る】映画『アイミタガイ』への感動の声を集めた特別映像が解禁に [c]2024「アイミタガイ」製作委員会
【写真を見る】映画『アイミタガイ』への感動の声を集めた特別映像が解禁に [c]2024「アイミタガイ」製作委員会

主演は黒木華、共演に中村蒼、藤間爽子ら実力派俳優が集結した本作。来年2月に『大きな玉ねぎの下で』の公開を控える草野翔吾監督がメガホンをとり、人間ドラマのアンサンブルを奏でていく。韓国、釜山にて10月2日~11日に開催された第29回釜山国際映画祭では、映画祭を代表する部門の1つでもあるコンペティションのジソク(Jiseok)部門への正式出品されるなど、公開に向けて期待が高まっている。

ウェディングプランナーとして働く梓(黒木)は、ある日突然親友の叶海(藤間)を事故で失う。恋人の澄人(中村)との結婚にも前向きになれずにいた梓は、いつも一番の味方でいてくれた親友との別れを受け入れられず、立ち止まってしまう。娘の死を中々受け止められずにいた叶海の両親の朋子(西田尚美)と優作(田口トモロヲ)も、あるきっかけから叶海が生前どう過ごしていたのか辿ってみることに。誰かを想ってしたことは、巡り巡って見知らぬ誰かをも救い、自分の元に返ってくるという“相見互い”の助け合いの心が、出会うはずのない人々を繋げ、小さな奇跡を起こす感動作となっている。

このたび、映画『アイミタガイ』への感動の声を集めた特別映像が解禁になった。映像では、零れる涙を拭う梓とリンクするように、ハンカチで涙を拭う観客の姿と、本作に寄せられた感動の声の数々が、黒木が歌う主題歌にのせて切り取られている。誰かを想った”相身互い”の優しい心と、思いがけない出会いの連鎖は、劇中の登場人物たちを繋げ、そして映画を観た方の「人に優しくしたい」という想いへと繋がっていく。悲しい涙よりも、立ち止まっていた人々の心を灯すあたたかな涙が溢れだすラストをぜひスクリーンでお楽しんでほしい。

映画監督の岩井俊二は「僕らははたして、どれだけの人に手を引かれ、背中を押されるのか、そんなことを思うと、胸が熱くなる、そんな映画でした」とコメント [c]2024「アイミタガイ」製作委員会
映画監督の岩井俊二は「僕らははたして、どれだけの人に手を引かれ、背中を押されるのか、そんなことを思うと、胸が熱くなる、そんな映画でした」とコメント [c]2024「アイミタガイ」製作委員会

さらに、各界の著名人からのコメントも到着。映画監督の岩井俊二は「僕らははたして、どれだけの人に手を引かれ、背中を押されるのか、そんなことを思うと、胸が熱くなる、そんな映画でした」とコメントを寄せ、瀬々敬久監督も本作を「万華鏡のような映画だと思う。くるくると回転すると、人と人の絡まり合いが変化し、異なった人生模様を見せてくれる」と表現した。脚本家の高田亮は、目に見えない人々のつながりに「いろんな人のいろんな時間が、結びついて混じりあい、新しい空気を吸って生きていく気になる。こんなことが起きて欲しいと思う。知らないうちにもう起きているかもしれない。身近な人を大事にしたくなりました」と声を寄せている。

瀬々敬久監督も本作を「万華鏡のような映画だと思う。くるくると回転すると、人と人の絡まり合いが変化し、異なった人生模様を見せてくれる」と本作を評価 [c]2024「アイミタガイ」製作委員会
瀬々敬久監督も本作を「万華鏡のような映画だと思う。くるくると回転すると、人と人の絡まり合いが変化し、異なった人生模様を見せてくれる」と本作を評価 [c]2024「アイミタガイ」製作委員会

また、三重県、桑名が劇中の舞台になっていることから、三重県出身のお笑い芸人であるニューヨークの屋敷裕政からのコメントも。屋敷は「この映画に出てくる家や道などの何気ない風景がいちいちエモくて堪りませんでした。優しくて、悲しくて、でも最後は前向きになれる素敵な映画でした」とコメント。さらに、医師で作家の鎌田實からは「ウルウルしながら、久々に満ち足りた気分になった。この映画すごい!」と絶賛のコメントが到着した。

突然の親友の死からずっと立ち止まってしまった梓は物語のなかでどのような感動を見出すのだろうか?誰かを想ったやさしい「秘密」が立ち止まっていた人々の心を灯す本作をぜひ劇場で体験してほしい。

<著名人コメント>

●岩井俊二(映画監督)

「僕らははたして、どれだけの人に手を引かれ、背中を押されるのか、そんなことを思うと、胸が熱くなる、そんな映画でした。エンディングは往年のテレビドラマの主題歌を黒木華がカバー。この映画にここまでフィットするとはと嬉しくなってしまいました」

●田中要次(俳優)

「大きなお世話かもしれない小さな親切から、アイミタガイの本当の文字が徐々に明確になってくるかのような物語に心が洗われました。『フォールガイ』の次に『アイミタガイ』を観た私は『愛 観たGUY』になりました」

●柴田理恵(女優、タレント)

「始めから終わりまで、涙が止まらなかった。人のやさしさ、温もり、思いやり、ちょっとした心づかい。それらが見事に織り成す物語に、しみじみと癒される。些細な台詞も場面も見逃せない綿密に作られてあるいい映画です」

●関根麻里(タレント)

「ありふれた日常のなかに存在する、人と人とのさりげないつながり。友人、恋人、そして他人の、それぞれの思いやりが巡り巡ってつながった時に感動で涙が止まりませんでした。この映画を見て『アイミタガイ』を感じてください!」

●屋敷裕政(芸人、ニューヨーク)

「この映画に出てくる家や道などの何気ない風景がいちいちエモくて堪りませんでした。僕の地元にもあった学習塾の看板が映ったときは懐かしく泣きそうになりました。優しくて、悲しくて、でも最後は前向きになれる素敵な映画でした」

●福田麻貴(芸人、3時のヒロイン)

「シンプルに大号泣をさせていただきました。今後の人生で、悲しみを乗り越えたいときに観たい映画だなと思いましたし、1人で生きているように感じても、実は誰かと支えあって生きているんだなということをすごく実感しました」

●かなで(芸人、3時のヒロイン)

「映画を観てタイトルの言葉の意味を深く感じました。登場人物の方々と涙が出るタイミングが一緒で、自分も映画のなかに入ったかのようでした」

●ゆめっち(芸人、3時のヒロイン)

「主題歌の黒木さんの歌声は、透き通っているのに芯があって、優しくて温かくて…。めざましにさせてください!」

●高田亮(脚本家)

「それでもやっぱり友だちはいいなぁと思う。いなくなってしまったら寂しいが、その悲しみが新しい縁を生むこともある。いろんな人のいろんな時間が、結びついて混じりあい、新しい空気を吸って生きていく気になる。こんなことが起きて欲しいと思う。知らないうちにもう起きているかもしれない。身近な人を大事にしたくなりました」

●岡田惠和(脚本家)

「人が生きることへの『祈り』のような映画だと思った。この映画が好きな人とは友達になれそうだ。泣けるのと微笑んでしまうが同時にやってくる。素敵な時間だった。ずっとずっと観続けていたいと思った」

●瀬々敬久(映画監督)

「万華鏡のような映画だと思う。くるくると回転すると、人と人の絡まりあいが変化し、異なった人生模様を見せてくれる。哀しみ、喜び、悔恨、希望、感情も様々だ。多くの方々の思いが長い年月を経て、バトンタッチされながら作られた。そこにこの映画の素晴らしさの秘密が隠れているように思えた」

●大九明子(映画監督)

「人から人へ、そっと手渡しされながら育ち、出来上がった映画だと聞きました。そんな奇跡は滅多に起こるものではないと私は知っています。この映画の中身とも重なる幸福な偶然。優しい映画ですね」

●鎌田實(医師、作家)

「誰かに優しくするとあたたかな何かが返ってくる。奇跡のようなつながりの物語がここにある。ウルウルしながら、久々に満ち足りた気分になった。ひゃぁー、負けた。仕かけに負けた。この映画すごい!」

●松山奈未(バドミントン女子ダブルス)

「アイミタガイという言葉をこの作品を通して知り、人とのつながりの素晴らしさは、人生においての財産だなと感じました」

●志田千陽(バドミントン女子ダブルス)

「私はこの作品を見て、つながりについて、改めて考えさせられました。私も、いろんなつながりに支えられて生きてるのかな…と思いました」

●永野雄大(フェンシング・フルーレ日本代表)

私はこの映画を見て人と人との繋がりの大切さを実感しました。普段の何気ない人への気遣いの積み重ねで、登場人物の繋がりが出来ていくところが見ていて癒されました。とても面白かったのと感動しました」

●川原繁人(言語学者)

「人は一人では生きていけない。言葉、音楽、行為を通じて、人に助けられながら、そして、人を助けることで生きていく。アイミタガイは相身互い。しかし、もう一つの意味が最後の最後に浮かびあがり、カタルシスを産む」

文/鈴木レイヤ

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