1. トップ
  2. グルメ
  3. 「死ぬまでに一度食べたい!」大阪のホテルで特別なモンブラン

「死ぬまでに一度食べたい!」大阪のホテルで特別なモンブラン

  • 2024.10.23

栗の季節・秋がやってきて、巷に栗スイーツがあふれ始めた。しかしそれらのスイーツとは一線を画す「死ぬまでに一度は食べてみたいと夢見ていました」などとSNSで声の挙がる、特別な「モンブラン」が存在する。それが「ホテルニューオータニ大阪」(大阪市中央区)で期間限定販売されている、1個3780円の「スーパーモンブラン」だ。

噂の「スーパーモンブラン」をイートイン。まずその大きさに驚くこと間違いなし

■ 「恐竜の卵か?」その大きさに驚く

同ホテルと言えば、「スーパーメロンショートケーキ」など、総料理長の中島眞介氏が素材や製法にこだわった「スーパーシリーズ」が有名。しかし、その「スーパーメロンショートケーキ」を抑え、同ホテルのスイーツとして、年間売り上げ1位の人気を誇るのがこの「スーパーモンブラン」だ。「東京モンブラン」という名称でスタートしてから、毎年進化を続け今年で24年目のシーズンを迎える。

SNSでは、「鬼でかい」「恐竜の卵か?」「このケーキ、胃の大きさとほぼ同じ」などと表現され、その大きさにも注目が集まっている模様だが、一体どんなモンブランなのか・・・。筆者は「スーパーモンブラン」がいただける、同ホテルの「パティスリーSATSUKI」に向かった。

今年のデザインは雰囲気がちょっと兜や甲冑を身に着けた武将っぽい。これはかなり強そうだ・・・

実際に目にすると、噂には聞いていたがかなりの迫力。そしてずっしり重い。食事中の隣の座席のお客さんも、こちらの席に置かれたモンブランに驚いている様子だった。

モンブランの主役となるマロンペーストは兵庫県産旬の和栗「丹沢」を使用。何重にも層になったペーストは、栗本来の甘味を感じる上品な甘さ。これを食べ進めるとクリームに包まれた熊本県産和栗の甘露煮が登場。その下にはチョコレートメレンゲでコーティングした黒糖メレンゲが現れ、さくさく食感がアクセントに。

最下部はイタリア産マロングラッセ入りのアーモンドタルトが支えていて、最後までぎっしりずっしりおいしいが詰まっている。

「スーパーモンブラン」の断面。このように中身がギッチリつまっている

これをひとりで食べきるのは、かなりの贅沢。早食いで定評がある筆者も、じっくり1時間以上かけていただいた。今回は店内でのイートインだったが、テイクアウトする人は、家族でシェアしたり、2日に分けて食べたりしているそう。

広報担当者は、「この『スーパーシリーズ』はホテルの創業40周年の際に、総料理長の中島が、お客様への日頃の感謝を込め原価度外視して、ひとつひとつの最高の素材にこだわった『最強』のスイーツを作ることからスタートしました。毎年マイナーチェンジをしながら、進化を続けており、今年も中身がパンパンに詰まっています」と話す。

「パティスリーSATSUKI」では、ホテル開業60周年を記念したカプセルトイ(1回500円)も。『スーパーモンブラン』はラインアップされていないが、『スーパーメロンショートケーキ』など6種がミニチュアフィギアに

こちらの『スーパーモンブラン』は1月までの期間限定での発売。毎日10個ほど用意があるが、確実に食べたい場合は事前予約がベター。詳細は公式サイトで確認を。

元記事で読む
の記事をもっとみる