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松坂桃李演じる無名の町医者が見せる“熱き魂”と“志”!『雪の花 ーともに在りてー』本ビジュアル&場面写真

  • 2024.10.23

黒澤明の助監督を務め、監督デビュー作『雨あがる』(00)以来、一貫して人間の美しい在り方を描いてきた小泉堯史監督が、吉村昭の原作小説を映画化する『雪の花』(2025年1月24日公開)。本作より、本ビジュアル、場面写真が解禁となった。

【写真を見る】江戸時代末期、死に至る病である疱瘡から人々を救うため奔走する町医者、笠原良策(松坂桃李)の物語を描く

【写真を見る】江戸時代末期、死に至る病である疱瘡から人々を救うため奔走する町医者、笠原良策(松坂桃李)の物語を描く [c]2025映画「雪の花」製作委員会
【写真を見る】江戸時代末期、死に至る病である疱瘡から人々を救うため奔走する町医者、笠原良策(松坂桃李)の物語を描く [c]2025映画「雪の花」製作委員会

本作は、日本映画を代表する豪華キャストとスタッフが集まり、多くの人命を奪う疫病と闘った町医者の愛と感動の実話を描く本格時代劇。江戸時代末期、死に至る病である疱瘡(天然痘)が大流行し、多くの人命が奪われていくなか、福井藩の町医者、笠原良策(松坂桃李)は、どうにかして人々を救う方法を見つけようとする。妻の千穂(芳根京子)に支えられながら、京都の蘭方医の日野鼎哉(役所広司)に教えを請いに出向いた良策は、異国では疫病の予防法として「種痘」が行われていることを知る。予防法成功の鍵となる「種痘の苗」を入手すべく、様々な困難にぶつかりながらも絶対に諦めない良策の志は、やがて藩を、そして幕府をも巻き込んでいく。

今回、10月28日(月)から開催される「第37回東京国際映画祭」のガラ・セレクション部門への出品が決定し早くも注目を集めている本作より、本ビジュアルが到着。どんな困難に直面しても「絶対に諦めない」という志が伝わってくる良策の姿が切り取られている。そして良策の妻、千穂を演じた芳根が優しい眼差しでこちらを見据える姿、良策が慕う蘭方医、日野を演じた役所の鋭い眼差しが印象的なビジュアルとなった。

さらに、本ビジュアルにあわせて、新規場面写真も解禁に。主人公の良策が京都への旅を決心する姿、そしてそんな彼を支える妻、千穂が寄り添う姿などが切り取られている。また、疫病に苦しめられる人々を見て、患者を救いたくとも何もできない自分の無力さに嘆く良策。そんな良策を支えようと持ち前の明るさで励ます千穂を写した場面写真も。さらに、役所とともに小泉監督が絶大な信頼を寄せる俳優、吉岡秀隆演じる石川の町医者、大武了玄と肩を並べる良策の姿や、京都に渡った良策が日野の弟子たちと共に、日野を囲み疫病の治療法を探し奮闘する姿も。種痘の苗を京都から福井に持ち帰ろうとする良策が道中猛吹雪に襲われ、命の危機を迎える緊迫した様子を切り取った場面写真も解禁となった。

本作の小泉監督は、撮影前に良策を演じた松坂の印象に関して「好青年ですね。素直な芝居で嬉しいです。自然に演じるのは難しいことですが、彼はそれができる。きっといい笠原良策になるんじゃないかと楽しみです」と語った。さらに、千穂を演じた芳根に対しては「『峠 最後のサムライ』で役所さんとのシーンを撮ったとき、役所さんと芳根さんの響き合いが非常にうまくいってたんです。今回の千穂はとても難しい役ですが、ぜひ芳根さんにやってもらいたかった」とコメント。役所に対しては「ご一緒できるのは本当に心強いです。役に対する取り組み方が非常に真摯で、安心して任せられる」と語った。

知られざる無名の町医者は、どのようにして日本を救ったのか?美しい日本の四季、自然豊かな風景、そして魅力的な登場人物たちの存在感が、いまを生きる勇気と希望を与えてくれる本作に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ

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