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ケチって後悔!使う期間は短いけれど…出産後のしんどい体のために買うべきだったアイテムとは!?

  • 2024.10.23

2020年の初夏、私は出産予定日よりも2週間早く、男の子を出産しました。「入院に必要な物」は準備してから出産に臨みましたが、授乳や入院生活で「これがあるとラクかも」とされている物は、特に用意していませんでした。今回は、産後のために準備しておくべきだった……と私が強く思った便利アイテムをご紹介します。

授乳がきつい! 便利な授乳クッション

私は初めての出産で、当然ですが授乳も初めて。壊れそうな小さい新生児の頭と体を支えながらの授乳はそれだけで大層気をつかい、腕がつりそうでした。そんな中、授乳室で出会う先輩ママが抱えている大きな授乳クッションが目に入りました。

大き過ぎて病室に持ち込むのが面倒だからと、私が購入しなかったアイテムです。授乳時に赤ちゃんの体を支えてくれるだけでも、かなりラクそうに見えて、「購入しておくべきだった……」と後悔しました。

おしりを守ってくれた円座椅子!

出産経験者から事前に聞いてはいましたが、出産時のおまたの傷も本当につらかったです。ベッドに横になっているときはまだ良いのですが、授乳や食事のときはしっかり座らなければなりません。

恥ずかしながら「傷が痛い!」と看護師さんに泣きながら訴え、円座椅子を貸してもらうことに。退院までこの椅子を愛用し続け、これを持って帰りたいと心の底から思いました。

退院してからも地獄!?

退院後は、実家にお世話になりました。赤ちゃんのお世話以外はすべて母に頼りきりだったのですが、何もしていなくても体がつらく、数時間おきの授乳や自分の身の回りの作業だけなのに、思うように動けない状態……。

そして、退院後も円座クッションがないと座れなかったので、退院前に母に買ってきてもらっていました。円座クッションとは傷が治るまで約1カ月、どこに行くにも一緒でした……。また、授乳クッションもかさばるからと結局購入しなかったのですが、腕の筋肉から全身の筋肉が痛んだので、今となれば買えばよかったと後悔しています。

振り返ってみれば出産は一瞬で、入院も5日程度のことです。しかし、出産直後の体は自分が思う以上にダメージを受けていました。普段の私なら我慢できたり、やすやすとこなせる動きも、出産後はままならずよろよろと動くことが精一杯。やはり産後はできる限り、自分を甘やかしてあげるべきだと思いました。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:佐藤みほ/女性・会社員。都内在住の30代会社員。2020年生まれの男の子と毎日奮闘中のシングルマザーです。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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