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<ザ・トラベルナース>働き方改革を推し進める山崎育三郎“薬師丸院長”、一方、岡田将生“歩”は若手外科医たちの行動に違和感を覚える

  • 2024.10.23
「ザ・トラベルナース」第2話が10月24日(木)に放送 (C)テレビ朝日
「ザ・トラベルナース」第2話が10月24日(木)に放送 (C)テレビ朝日

【写真】雨の中、傘をさして向き合う歩(岡田将生)と静(中井貴一)

岡田将生が主演、中井貴一が共演するドラマ「ザ・トラベルナース」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第2話が10月24日(木)に放送される。

岡田将生&中井貴一が医療現場を改革するナースを演じる

本作は2022年10月期に放送された同名ドラマの第2シリーズ。「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズの生みの親である中園ミホが脚本を務め、看護師コンビが患者ファーストで医療現場を改革していくさまを描く医療ドラマ。

手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(=ナース・プラクティショナー)」を持つ、一見感じが悪いがアメリカ仕込みの優秀なナース・那須田歩を岡田が演じる。そして、柔らか過ぎるほどの物腰だが、ここぞという場面では痛烈な一言で理不尽な体制や思想を一刀両断する謎多きスーパーナース・九鬼静を中井が演じる。

卓越したスキルと熱き哲学を持った“最強曲者ナース・コンビ”歩と静が、第2シリーズで雇われるのは、地域医療の中核を長年担ってきた基幹病院「西東京総合病院」。同院では前院長の汚職発覚を受け、「正しい医療、正しい働き方」を掲げるクリーンな若きカリスマ新院長が、働き方改革を中心とした組織変革に着手。タスクシェアや勤務管理の徹底、医療の見える化を次々と推し進めていく。その事が“患者ファースト”とは言えない状況を生み出し、歩と静はこのカリスマ新院長に新たな闘いを挑んでいく。

カリスマ新院長・薬師丸卓を山崎育三郎、看護部長を務めるベテラン看護師・愛川塔子に寺島しのぶが扮(ふん)するほか、同病院の医師としてマキタスポーツ、 渡辺大知、松本大輝が登場。さらに、ナース役で森田望智、野呂佳代、キム・ヒョンユル (Hi-Fi Un!corn)、安達祐実が出演する。

第2話あらすじ

第2話は――

労働基準監督署から西東京総合病院に、時間外労働の是正勧告が届いた。働き方改革に力を入れる新院長・薬師丸卓(山崎育三郎)は外科部長・神保輝之(要潤)に、外科全体の超過勤務が目出つと指摘。実は、トップダウン気質の神保が舵を取る外科では、個々の業務負担を軽減する「チーム主治医制」が機能不全状態だったのだ。

しかし、神保は「患者の命がかかっているのに、定時で帰る医師がどこにいますか?」と一蹴。自己研さん、そして病院を回していくため…定められた勤務時間外も身を粉にして働く神保を、トラベルナース・那須田歩(岡田将生)は優秀な医師だと称賛する。

その矢先、切除可能ながんを患ったエリート商社マン・二宮正男(井上祐貴)が入院する。主治医の神保が推奨する手術をなぜか断固拒否し、入院期間がはるかに長引く抗がん剤治療を希望する二宮を、いぶかしく思う歩。そんな中、患者をきめ細やかに観察するスーパーナース・九鬼静(中井貴一)は、二宮が社内ニートであることに気づく。

まもなく静は、神保が執刀する手術にオペ看として加わる。助手を務める若手外科医・小山衛(渡辺大知)のたどたどしい手つきを見かね、単独で手術を鮮やかに終える神保。だが術後、静はある異変に気づく。一方、歩も徐々に、若手外科医たちの行動に違和感を覚えはじめる。

――という物語が描かれる。

静(中井貴一)「患者さんの命を危険にさらすのは、バカドクターです」

公式サイトなどで見ることができる予告動画には、「働き方改革 クソ食らえ!?」というテロップと共に、「患者の命がかかっているのに、定時で帰る医師がどこにいますか?」と言う医師・神保、さらに「働き方改革なんてクソ食らえです」とほほ笑む静が映し出される。

「病院の輪を乱す行いはほどほどにお願いします」と告げる薬師丸院長と彼に対峙する静。2人の目がアップになり、表面上は静かながらも奥ではバチバチ…火花が散るのが伝わってくる。

また、ベッドに横たわる二宮に金谷が「苦しまないように逝きたいんですよね」と冷たい表情で言い放つシーンも。

そんな中、映像は、歩らが患者を助けようとする緊迫した場面に切り替わる。終盤では、静が「患者さんの命を危険にさらすのは、バカドクターです!」と、迫力たっぷりに一喝する姿も見られる。

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