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【北海道の絶景】穴場スポット!初心者にもおすすめの「オロフレ山」登山レポ/白老町

  • 2024.10.22

北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。

自分の足で歩いた先にある絶景と、おいしいごはんは、もう最高です!
文化部出身・運動神経ゼロの私でも楽しめる「コスパはなまる山」を紹介していきます~!

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

晴れたらラッキー?「オロフレ山」

日付:2024年9月7日
オロフレ山(標高1230メートル)
北海道白老町
登り1時間30分、下り1時間

山頂(見晴台)からの絶景度 ★★★☆☆
険しい度 ★★☆☆☆
周辺の施設充実度 ★★★☆☆
札幌市内からのアクセスの良さ度 ★★★☆☆
個人的おすすめ度 ★★★★☆

ポイント
✓駐車場から見晴らしの良い景色
✓300メートルほどの高低差で初心者でも◎
✓胆振の山を見渡せる山頂

登山レポ

胆振のオロフレ山。実は私、幾度目かのチャレンジ…。
というのもこの地域は春先から夏にかけて、霧が掛かりやすいスポットなんです。
室蘭気象台の方によると、太平洋側は海水温が低く、南から入ってきた暖かい空気が冷えて雲が発生しやすいようです。特にオロフレ山は南風が吹きやすいので、季節によってはなかなか晴れた登山が難しいのです。

Sitakke
2022年7月。行ったものの、天候により登山は断念…

以前もこんな景色で、登山口すらわからず断念しました。
それが今回は秋口に行ったからか快晴!何度目かの正直で登れたオロフレ山の登山リポートをお届けします!

午前5時30分 登山開始!

Sitakke

オロフレ峠展望台がある駐車場から登ります。トイレもありました!

Sitakke
Web記事っぽい写真を、撮ってみました。

道は整備されていて、迷うことはなさそうです。
木に頭をぶつけないように慎重に…。

Sitakke

20分ほどあるくと、オロフレ山らしいダイナミックな岩肌を楽しめます。

Sitakke

この岩の名前は「羅漢岩」。なんだか仰々しい名前だと思ったら、羅漢とは「悟りを開いた修行者」という意味らしいですよ。

景色に見とれて滑落しないように、注意しながら登ります。

Sitakke

午前 6時10分 山頂はあそこだ!

登山道から、目指す山頂が見えます。

Sitakke

この頂点がオロフレ山の山頂。
遠いように見せかけて、あと1時間もかかりませんよ!距離感がわからなくなりますよね。

Sitakke

ちょこちょこ展望が楽しめる場所もあり、飽きずに登れます。
北海道は涼しいので森林限界が低く、1000メートルくらいの山でも見晴らしがよくて楽しいですよね。

午前6時30分

朝ごはんをまだ食べていなかったのでいただきます。
じゃん!照り焼きチキンサンド!

Sitakke

おやつも食べてエネルギーチャージです。
インスタグラムでは、47都道府県のおやつを食べる企画をしています。

Sitakke
この日は和歌山県のおやつでした

午前7時 山頂に到着!

Sitakke

最後の岩登りをクリアすると、山頂に到着!
朝早いこともあり、この日は貸切状態でした。

Sitakke

なかなかない色の標識。エメラルドグリーンというんでしょうか。

Sitakke

山頂はこんな景色!胆振の山々を一望できます。

7時30分 きょうのごはんは出来合いのもので…

いつもなら、ここで山頂クッキング♡なのですが、
この日はお湯を沸かすだけでいい、手抜き料理です。

Sitakke

広島県のおみやげ「牡蠣みそ汁」と、宮城県のおみやげ「あなご飯」の缶詰。
おみやげって、食べるタイミングをなくすんですよね…。
でもいつもらったかわからない「あなご飯」は賞味期限が切れてませんでした。缶飯ってすごい!

Sitakke

缶詰は湯せんであたためて、いただきました。

オロフレ山の「言いたいことは山々ですが」

今回オロフレ山を選んだ本当の理由は、ご来光。
「山頂で朝日を拝もう」と思い立ち、夜中に車を走らせオロフレ山駐車場に到着したのは午前3時半。
まだ真っ暗だったので待機していたら、いつの間にか眠っていました。
起きたら5時半…日が昇ってしまいました…。

Sitakke

それはそれで良しということで…朝焼けの中、オロフレ山を楽しみましたが、写真を見返すと、びっくりするほど寝起きの顔をしていました。

Sitakke

下山しても朝の8時で、全部夢だったのではないか…?と思う山行。
しかし家に帰ると、ザックの中に紛れた虫が一匹、ぷーんと。
現実だったことを実感しました。

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。24年10月からHBCラジオで「言いたいことは山々ですが」(毎週金曜午後5時45分~6時半)スタート!HBCテレビでは「グッチーな!」「ジンギス談」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」「大江裕の北海道湯るり旅」などを担当。登山歴4年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中

編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は登山時(2024年9月)の情報に基づきます。

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