思っているよりずっと簡単!? ハロウィン向け「スムージーアート」の作り方

はじめまして。『野菜ソムリエ上級プロ』の久保ゆりかです。

お野菜、果物にまつわる食の情報をご紹介していきます。

来週、10月31日はハロウィンですね。

仮装まではしないにしても、かぼちゃの料理を作ったり、ハロウィン仕様のスイーツを食べたり。“秋のおうちイベント”として楽しんでいる方が年々増えてきているように感じます。

そこで今回は、ハロウィンにぴったりな「スムージーアート」の作り方をご紹介します！

魅せるスムージー！美しくて華やかな「スムージーアート」

「スムージーアート」（※）とは、言葉通り「スムージー」と「アート」を掛け合わせた“魅せるスムージー”。ラテアートをヒントに開発しました。（※）登録商標第6570722号

野菜や果物が持つ食物繊維などの栄養素をまるごとおいしく摂れると人気のスムージーですが、そこにアートが加わることで、美しさと華やかさもプラス！ より“作りたくなる”、“飲みたくなる”魅力が増します。

今回は、「みかんとベリーのスムージー」に、「ジャック・オー・ランタン」や「クモの巣」を描いてみました。スムージーの作り方、アートの描き方をそれぞれご紹介していきます。

「みかんとベリーのスムージー」レシピ

まずは、ベースとなるスムージの作り方から。

とろとろとした濃厚な口当たりで満足感も◎。朝食にもオススメです。

【材料】（2人分）
みかん・・・200g
冷凍ミックスベリー・・・200g
水・・・60ml
みかん（グラスに貼る飾り用）・・・1個
キウイ（グラスに貼る飾り用）・・・1個
ヨーグルト・・・大さじ4

＜作り方＞

（1）みかんは外皮をむき、手で適当な大きさにちぎる。

（2）ミキサーに（1）、冷凍ミックスベリー、水を加え、なめらかになるまでかくはんする。

（3）適当な大きさのグラスを2つ用意し、みかんとキウイを薄くスライスして、それぞれをグラスの側面に貼り付ける。今回は、それぞれのグラスでキウイだけ、みかんだけとしていますが、交互に貼り付けるなどミックスさせてもOK！

（4）（3）のグラスの底ににヨーグルトを半量ずつ入れ、（2）をゆっくりと注ぐ。（※アートを描く場合は、グラスの縁ギリギリまで注ぐのがポイント！）

甘さが欲しい方は、シロップ、ハチミツなどの甘味料を加えてください。

ちなみに、今回使用したみかんは佐賀県の『かねひろの黒酢みかん（極早生）』です。

サイズが小さめだったので輪切りにしましたが、通常サイズのみかんであれば、半分に切って（半月切り）貼り付けるなど調整してください。上に描くアートだけでなく、横のデザインも楽しめます。

「スムージーアート」に必要な道具・食材

どんなアートを描くかによって必要な道具・食材は変わりますが、今回使用したのは次の通り。

【道具】
・調味料用ディスペンサー（ソースごとに必要）
・ピック（竹串、爪楊枝で代用可）
・ペーパー（ピックの拭き取り用）

※ディスペンサーの代わりに、細めの口金をつけた絞り袋や先端をカットしたビニール袋でもOKですが、安定して絞るためにはディスペンサーがオススメです。

【食材】
■クモの巣
・プレーンヨーグルト（ディスペンサーに入れる）
・抹茶ソース（ディスペンサーに入れる）

■ジャック・オー・ランタン
・プレーンヨーグルト（ディスペンサーに入れる）
・いちごソース（ディスペンサーに入れる）
・抹茶ソース（ディスペンサーに入れる）
・黒オリーブ
・ココナッツロング

「クモの巣」スムージーアートの描き方

基本編、「クモの巣」の描き方です。

（1）グラスの縁ギリギリまで注いだスムージーの中央に、プレーンヨーグルトで丸を3つ描く。

（2）ピックを使って、外から中央に向かって、上下と左右、対角線に4本の線を入れる。※線を1本入れるごとに、ピックについたソースをペーパーで拭き取るように！

（3）中央から外側に向かって、8本の線を入れる（（2）で4つに分かれた箇所それぞれに、2本ずつ線を足していけばOK）。このときも、1回ずつピックは拭き取ってくださいね。

8本の線を入れたら、こんな感じ。

（4）抹茶ソースで、ドットのような模様をつけたら、クモの巣アートの完成！

「ジャック・オー・ランタン」スムージーアートの描き方

応用編、「ジャック・オー・ランタン」の描き方です。

（1）グラスの縁ギリギリまで注いだスムージーの端（写真は右側）に、プレーンヨーグルトで楕円を5つ描く。

（2）（1）の間に、いちごソースで楕円を5つ描く（白と赤が多少重なっても問題はありません）。

（3）ピックで、上から下にスーッと線を引いてハートを作る。

（4）プレーンヨーグルトで、ジャック・オー・ランタンの輪郭（かぼちゃの形）を描く。

（5）ピックを使って、スムージーまたはいちごソースでジャック・オー・ランタンの模様と口を描く。模様は縦に線を4本ほど（1本ずつペーパーでピックを拭き取る）。かすれたり、太さが変わったりするほうがリアルな仕上がりになるので、きれいに描けなくてOK！

目は、三角形に切った黒オリーブを置く。

（6）抹茶ソースで、かぼちゃのヘタ、コウモリを描き、ジャック・オー・ランタンの下にココナッツロングを飾ったら完成！

実は1つずつの工程はそんなに難しくないので、思っているよりも簡単だったのではないでしょうか？ ぜひ作ってみてください。（文／久保ゆりか）

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