トム・ホランド、ロバート・ダウニー・Jr.のマーベル復帰を知っていた

トム・ホランドは、ロバート・ダウニー・Jr.のマーベル復帰を知る数少ない関係者の一人だったそうだ。すぐにネタバレしてしまうことで知られる彼にとっては、こんなにも大きな秘密を抱えていることが大変だったそうで、「（ロバートから）マーベル復帰について話を聞いていたから、すごくワクワクしている」とポッドキャスト「Rich Roll」で明かした。「僕はネタバレして台無しにしてしまうことに定評があるから、秘密にしておくのは本当に大変だった。だから戦略的に取材を一切受けていませんでした」

ロバートがドクター・ドゥームとして『アベンジャーズ』シリーズに復帰するというサプライズが発表されたのは、今年7月に開催されたサンディエゴ・コミコンでのこと。ロバートのシリーズ復帰は以前から囁かれていたものの、アイアンマンとしてではなく、敵役のドクター・ドゥームとしてカムバックすることは驚きをもって報じられた。彼の起用は極秘にされ、『アベンジャーズ』シリーズで共演したジェレミー・レナーは、まったく知らなかったと語る。また『Thunderbolts（原題）』のプロモーションで同じくコミコンに参加していたセバスチャン・スタンは、ロバートの姿を見なかったという。

トムとロバートは、トムの最初のマーベル映画『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ』（2016）から数作品にわたって共演。アイアンマンは、トム演じるスパイダーマン／ピーター・パーカーのメンターのような存在で、『アベンジャーズ／エンドゲーム』でアイアンマンが命を落としたことは、『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』（2019）のストーリーにも大きな影を落とした。ロバート演じるドクター・ドゥームについて、詳しいことは秘されているが、スパイダーマンと対決する可能性も取り沙汰されているようだ。

Text: Tae Terai

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