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【MLB】世界一の行方を識者が議論 ドジャースは大谷翔平ら「ラインナップに厚み」 懸念は“登板過多”のブルペン陣か

  • 2024.10.23
ドジャースの大谷翔平(左)とムーキー・ベッツ(右)(C)Getty Images
SPREAD : ドジャースの大谷翔平(左)とムーキー・ベッツ(右)(C)Getty Images

ドジャースはメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズを4勝2敗で制し、4年ぶりのリーグ制覇とワールドシリーズ進出を決めた。15年ぶりの世界一を狙うヤンキースと注目の戦いが実現したなか、識者がこの戦いを占っている。

■「スター選手に厚み」

米スポーツ専門局『CBSスポーツ』が掲載したのが「2024年のワールドシリーズ予想:MLBの強豪チームが優勝をかけて激突、ヤンキース対ドジャースの専門家による予想」と題された記事。この特集では識者による勝敗とシリーズMVPの予想が展開されている。
6人の専門家による予想結果はドジャースが3票、ヤンキースが3票でその評価は真っ二つ。名門同士の戦いは五分五分の争いと見られている。
ドジャース優位と予想したマイク・アクシサ記者は、「フレディ・フリーマンが負傷しているにも関わらず、ドジャースのラインナップはヤンキースよりも厚みがあり、スター選手にも力がある」と分析。
また、スティーブン・ピアノビッチ記者は、「ジャンカルロ・スタントンが少し落ち着くとみられる」とポストシーズンで好調を維持する大砲の失速を予想。「ワールドシリーズMVPの最有力候補がワールドシリーズMVPを受賞する」として、大谷翔平投手をシリーズ最優秀選手に予想している。

■ヤ軍は「先発投手陣の優位性」

一方ヤンキース優位と予想した識者が言及したのが、両軍の投手陣の状況である。
R.J. アンダーソン記者は「それぞれのリーグで最高のチーム。両チームにスターが存在し、どちらに転んでも結果は妥当だ」とした上で、「ヤンキースは先発投手陣の優位性から『より安全だ』」と評価。
デイン・ペリー記者は「ロサンゼルスの投手陣は仕事をこなしているが、ナ・リーグ優勝決定シリーズで60イニングを投げた後に、彼らに負担がかかるのを心配している」と評し、先発投手が充実している点において、ヤンキースは優位に立てるとみている。
ドジャースはMVP予想された大谷、ムーキー・ベッツ内野手、テオスカー・ヘルナンデス外野手といった面々の爆発が世界一に向けてはカギを握ってくるとみられる。はたして、注目のワールドシリーズを制することができるか。

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