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【MLB】大谷翔平とジャッジ、両リーグ本塁打王のWSは68年ぶり 米メディア興奮を隠さず「野球界全体にとっても素晴らしい」

  • 2024.10.22
ドジャースの大谷翔平(左)、ヤンキースのアーロン・ジャッジ(C)Getty Images
SPREAD : ドジャースの大谷翔平(左)、ヤンキースのアーロン・ジャッジ(C)Getty Images

メジャーリーグは25日(日本時間26日)から、今季の世界一を決めるワールドシリーズが開催される。
ア・リーグ優勝を飾ったヤンキースは、ポストシーズンでロイヤルズとガーディアンズを下し、15年ぶりの大舞台へと駒を進めた。対するナ・リーグ制覇のドジャースは、今季メジャー最高勝率の98勝を挙げた勢いそのままにパドレスとメッツを撃破。下馬評通りの打撃力と強固なブルペン陣をフル回転させて、4年ぶり世界一への挑戦権を掴み取った。
MLB公式によると、大谷翔平投手とアーロン・ジャッジ外野手、両リーグの本塁打王がワールドシリーズで戦うのは1956年以来とのこと。スーパースター揃いの両チームが激突する一戦は、史上最高のカードになると多くの期待が寄せられている。

■ロバーツ監督「全世界がこの対戦を待ち望んでいた」

米メディア『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者は21日(同22日)、「ヤンキース対ドジャース:壮大で見どころ満載のワールドシリーズに備えよう」と題した記事を掲載。来たる大舞台への展望を綴った。
記事では同日、リーグ優勝の美酒に酔いしれたドジャース選手たちのコメントを掲載。チームで7年間を過ごした34歳マックス・マンシー内野手は、「2つの巨大なフランチャイズ、スポーツ界最大のスターたち。こっちにはショウヘイ、フレディ、ムーキーがいる。反対側にはアーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン、フアン・ソト、ゲリット・コールがいる。野球ファンとして、これを楽しみにしないなんてあり得ないでしょう?」と、語ったとのこと。
リーグ優勝決定戦MVPのトミー・エドマン内野手は、「今、どれほど日本全体が興奮しているか想像もつかない。もし今まで野球ファンでなかったとしても、これでさらに多くの人がファンになる」と喜び、同僚のムーキー・ベッツ外野手は「これは人々みんなが望んだことなんだ」と笑顔を見せたそう。
そして同記事は、シャンパンファイトの口火を切ったデーブ・ロバーツ監督の「全世界がこの対戦を待ち望んでいた」と、話したコメントを引用。ドジャースとヤンキースだけではなく、野球界全体にとっても素晴らしい出来事だと締め、興奮を隠さなかった。
東と西の名門、ヤンキースとドジャースがワールドシリーズを戦うのは43年ぶり。この時は4勝2敗でドジャースが頂点に立っている。世界中の注目が集まる2024年のワールドシリーズは、25日(同26日)ドジャースタジアムで開幕する。

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