1. トップ
  2. レシピ
  3. 買うとお高めな【ドライトマト】はお家で作れる!材料2つで意外と簡単♪ケチャップみたいに濃厚なの♡

買うとお高めな【ドライトマト】はお家で作れる!材料2つで意外と簡単♪ケチャップみたいに濃厚なの♡

  • 2024.10.22

イタリア料理には、ドライトマトを使ったレシピがちらほら。でも、ドライトマトを常備している方って、よほどのお料理好きさんじゃないかしら?実は筆者も、ほとんど使った記憶がありません。先日、YouTubeのイタリア料理系チャンネル『Aosトラットリア』を見ていたら、旬の甘いトマトと塩だけで作る「自家製ドライトマト」を紹介していました。オーブンで焼いて天日干しすれば作れるそう。材料は2つだけとのことで、いざ挑戦!



YouTube『Aosトラットリア』はおいしく作れるイタリア料理チャンネル

材料2つだけで作れる「自家製ドライトマト」を見つけたのは、チャンネル登録者数29.5万人のYouTube料理系チャンネル『Aosトラットリア』です。 運営者は、青池隆明さん。イタリア・トスカーナ州の小さな街、ルッカのレストランで料理修業をし、後にソムリエの資格を取った方だそう。

日本の旬の食材を使い、多少アバウトに作ってもおいしくなるという、簡単なイタリア料理を紹介していますよ。

今回挑戦する「自家製ドライトマト」は、甘いトマトと塩だけで作れるレシピ。低温のオーブンで焼いて、天日干しする必要があるので、天気のいい日を狙って作ってみます!

材料はたった2つ!「自家製ドライトマト」を作ってみた!

動画では、トマトの水分が少なく糖度が高い「アメーラ」という品種のトマトを使っていました。ですが、今回は入手出来なかったため、完熟の小ぶりなトマトで作ってみます。



【材料】(作りやすい分量)
トマト(小)…5~6個 ※水分が少なく、糖度の高いトマトがおすすめ
塩…適量

1. トマトのへたを取って横半分に切り、ゼリー状の種の部分を取り除きます。



水分が多いと乾かすのに時間がかかるため、ゼリー状の部分を取り除きます。取り除いた果汁は、ドレッシングやカレーなどに活用するといいそう。筆者は、冷やしてトマトジュースとして、いただきました。

2. 1のトマトを出来るだけ薄い輪切りにし、キッチンペーパーで、トマトの水分をしっかりと拭き取ります。



薄い方が速く乾燥するそうですが、完熟トマトだったため、薄切りにするのが難しい!輪切りがちぎれてしまったものもありますが、形は丸くなくてもいいようです。

キッチンペーパーで、出来るだけ水分を拭き取るのが最大のポイントですよ。

3. クッキングシートを敷いた天板にトマトを並べ、塩を振ります。



トマトは重ならないように隙間なく置き、塩もトマト1枚ずつに振ってくださいね。今回はトマトを5個用意しましたが、4個半分の輪切りトマトしか、乗りませんでした。

4. 120℃に予熱したオーブンで、60~90分、様子を見ながら焼きます。



今回は120℃で、75分焼きました。



オーブンに入れる前の様子と比べると、水分が蒸発したので、薄く小さくなりました。水分があまり抜けていない場合は、キッチンペーパーで表面の水分を吸い取り、焼き時間を延ばしてくださいね。

5. 3時間ほど天日で干します。



この日の最高気温は、38℃。太陽がサンサンと降り注ぐ庭で、トマトを4時間ほど干しましたが、少し水分が残っている、しっとりとした仕上がりに。オーブンで焼いた時の水分の抜け方が、甘かったよう…。

このままだと、ドライトマトという名前にふさわしいドライ感ではなかったため、翌日も38℃くらいの昼間に、トマトを4時間ほど干して仕上げました。


甘味と酸味がギュギュッと濃縮!ケチャップのような濃い味わい



YouTubeのイタリア系料理チャンネル『Aosトラットリア』で作っていた、「自家製ドライトマト」が完成しました。

今回使ったトマトは、水分が多いタイプだったよう。オーブンでの水分の飛ばし方が甘く、天日干しに時間がかかってしまいましたが、強烈な夏の太陽のおかげで、ペラペラの薄さに仕上がりました。



輪切りの形が残ったドライトマトは、お店で売っているような雰囲気♪

食べてみると、甘味も酸味も濃厚で、ケチャップを思わせる味わいです。パリパリまでのドライ感ではありませんが、ねっちりとしていて、食感はお菓子の梅干しシートのよう。

今回のようなレシピでドライトマトを作ったのも食べたのも、初めての体験。もっとパリパリしているのが正解なのかな?とも思いましたが、ソフトな食感なので、おつまみとして食べやすいですよ。



こちらは、ちぎれてしまったドライトマト。トマトの皮だけのように見えますが、食べてみると濃厚な味わい。小さくても、トマトのおいしさが凝縮しています!

料理のアクセントに少し使うだけでも、トマトの甘さや酸味を加えられそう♪

オーブンと天日で水分を飛ばせばトマトの味わいを凝縮出来る!



YouTubeのイタリア系料理チャンネル『Aosトラットリア』で作っていた「自家製ドライトマト」は、トマトと塩だけでケチャップのような濃厚な味わいに仕上がる、ドライトマトでした。

今回のようなレシピでドライトマトを作るのは、初体験。オーブンで焼き上げる段階で、どれくらい乾燥していたらいいのかがわからず、天日干しに時間がかかりましたが、夏の強烈な太陽のおかげで、2日で8時間の天日干しで、ペラペラのドライトマトに仕上がりましたよ。

作る工程はとてもシンプルですが、天日干しが必須のため、晴天の時を狙って作る必要があります。

ドライトマトを加えると、トマト料理に奥深い味わいが出そうなので、トマト煮込みやトマトソース、ミートソースなどを作る時に活用します♪興味のある方は、ぜひ「自家製ドライトマト」に挑戦してみてくださいね。

元記事で読む
の記事をもっとみる