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【親指姫なねこ】赤い花から生まれた小さな小さなねこ。今となっては巨大になりました!?

  • 2024.10.22
生まれたばかりの頃 (C)ぱんだにあ/KADOKAWA
生まれたばかりの頃 (C)ぱんだにあ/KADOKAWA

もしも、マイペースなねこが物語に登場したら…?

言わずと知れた有名な物語にねこを融合させるのは、「ねことわざ」でおなじみの漫画家・イラストレーターのぱんだにあさん。

古今東西様々の昔話や童話に、かわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさすべてを兼ね備えたねこたちが加わることで物語は新たな展開になっていきます。登場人物たちがねこに絆される姿に、「まぁねこだから仕方がない」と思わず納得してしまうこと間違いなし!?

作品の元となったお話の解説もあるので、神話や名作についても改めておさらいできる! そんな、とってもゆるい童話×癒やし系ねこまんがをお送りします。

※本記事はぱんだにあ著の書籍『みっけ!ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました。

◆親指姫なねこ

小さかった猫の今 (C)ぱんだにあ/KADOKAWA
小さかった猫の今 (C)ぱんだにあ/KADOKAWA

■◆元となったむかしばなし

親指姫

むかし、あるところにチューリップから生まれた親指姫がいました。

人間の女性に育てられていた親指姫でしたが、ヒキガエルやコガネムシにさらわれ、森で一人で暮らすことになります。

冬が近づいてきたある日、親指姫は野ネズミのおばさんに助けられ、一緒に暮らし始めました。幸せに過ごしていた親指姫でしたが、ある日、金持ちのモグラとの結婚話が持ち上がります。

野ネズミのおばさんは乗り気でしたが、親指姫は結婚したくありません。すると、以前ケガを手当てしてあげたツバメが助けてくれ、一緒に南の国へ行くことになりました。

南には親指姫と同じくらいの大きさの人々が住む国があり、親指姫はそこの王子様に見初められ、幸せに暮らしました。

著=ぱんだにあ/『みっけ!ねこむかしばなし』

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