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グルメ感度高めな女子が訪れる。路地裏の2階に潜む、暗がりのワインバーとは

  • 2024.10.22

今年5月にオープンし、早くも話題の『dom』。高円寺で圧倒的なこだわりで人気を博したワインバー『エンジン』が移転し、店名を新たにした一軒だ。

店主の「好きなものを集めた」統一された空間の心地良さ
池尻大橋『dom』の外観
階段に置かれた看板が目印。階段を上るとエレベーターが目の前に現れるが、それはお店に止まらず。さらに奥に階段があり、上ると店にたどり着く


場所は商店街と目黒川の間の路地。ビル奥の通路を通って階段でしか行けないという、動線が実に隠れ家的。

池尻大橋『dom』の内観
「古いものが好き」という米盛さんが集めたアンティーク家具は見るだけで楽しい


ひとたびドアを開けると、それまでの印象は一変。

広々としたスペースに、真空管アンプのラジオや、アンティーク家具が無造作に置かれ、モノクロ映画がプロジェクターで投影される。照明は極力抑え、ムード満載。

テーブル席は席間にゆとりがあり、秘めたる時間を過ごすにはこれ以上ない。

池尻大橋『dom』で提供している「ローラン・バーンワルト ラ・ヴィ・オン・ローズ 2022」
アルザスの人気生産者の一本。果実や紅茶など複雑でコクのある「ローラン・バーンワルト ラ・ヴィ・オン・ローズ 2022」グラス¥1,700、ボトル¥10,450


そんな空間で楽しみたいのが、ナチュラルワインとそれに合わせた料理の数々。

「基本的にシンプルでありたいと思っています。ひと皿に食材は3つまでしか使いたくなくて、素材感や輪郭は残したいですね」とオーナーの米盛さん。

池尻大橋『dom』の「ナガノパープル、ブラッティーナ、ビーツのサラダ」
「ナガノパープル、ブラッティーナ、ビーツのサラダ」¥2,900。前菜のひと皿。時期によって内容は変わる


例えば、季節のフルーツとチーズの前菜は定番だが、そこにゼリーのような食感を出したビーツを合わせるなど、アクセントになるような面白さがあるのが、“dom流”。

アラカルトでもコースでも楽しめ、もちろんペアリングも盤石。

池尻大橋『dom』の「鹿児島 カンパチのカルパッチョ」
東京カレンダー


「鹿児島 カンパチのカルパッチョ」(¥2,100)はマッシュルームと合わせ、イタリアの魚醤とオリーブオイル、レモン汁のソースで。

池尻大橋『dom』の「パスタ レモンバター」
『エンジン』時代からのファンも多い「パスタ レモンバター」(¥1,800)は、リングイネにレモンバターを絡めた、シンプルだがクセになるひと皿


最高に心地良いこの空間が、池尻の新たな顔となる。

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