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子育て中の専業主婦が体験した「就職活動」のリアル

  • 2024.10.23

私は1歳と2歳の子どもを持つ専業主婦ですが、家計のことや子どもたちとの距離感を考えたときに「外で仕事をしたい」と強く思うようになりました。小さい子どもを持つ主婦の就職活動は難しいとの話も聞くなかで、実際の私は就職活動を始めてから1か月半後に採用をもらいました。そして現在は夫の扶養を抜けてパート勤務をしています。ここでは、インスタグラムで家計管理について発信しているちょここ・低貯金主婦の家計管理(@chococo1528)が、子持ち専業主婦で取り組んだ、就職活動の実体験をご紹介します。

©chococo1528

1. 働きたい意志を夫に話した

就職活動の具体的な行動を起こす前に、まずは夫に私の気持ちを話しました。

私はそれまで専業主婦で家の多くのことを担っていましたが、私が働くことで夫の家事分担が増えます。そして、通勤前の朝の準備も慌ただしくなります。

そのような「生活スタイルの変化」があることを、夫に受け入れてもらいたいと思いました。夫は全て理解してくれ、私の就職活動を応援してくれました。

2. ハローワークに行った

©chococo1528

夫に話したあとには、実際に就職活動を始めます。私の場合、まずハローワークに行きました。ハローワークでは職種や就職までの流れについて相談しました。

相談の始めに「今は専業主婦なのですが、仕事をしたいです。どういう流れで仕事を探せば良いでしょうか」と伝えました。

スタッフの方はとても優しく、登録用紙に沿って下記のことを相談しました。

  • 私が今まで経験した仕事
  • 今興味のある仕事
  • 時給
  • 子どもの預け先

そして最後に私に合いそうな求人をいくつか紹介してもらいました。

結局、私はハローワーク経由で求人に応募はしなかったのですが、ここで就職活動についての大まかな流れがイメージできたのは良かったです。

ちなみに、私の住む自治体のハローワークには「マザーズコーナー」があり、面談中は子どもたちは保育士さんにみてもらいました。

3. 区役所に行った

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専業主婦の私が仕事を始めるには、子どもたちの預け先を考えなくてはなりません。保育園の相談をしに、自治体の区役所に行きました。

しかし、わかってはいましたが、ここで認可保育園への入所の難しさを目の当たりにします。専業主婦または求職中でも、入所に必要な基準になる点数が圧倒的に足りません。

私は認可外保育園に絞って保育園探しをすることにしました。

4. 一時保育先を探した

©chococo1528

仕事と保育園探しと同時に、面接などの際に子どもを一時的に預ける場所を確保しました。

私が利用したのは、認可外保育園の一時保育。複数の保育園に電話で問い合わせをしたり、見学に行ったりして、その中から1つの保育園に決めました。家から近く、子ども2人を同時に預かってくれる可能性が高かったところが決め手でした。

一時保育の利用前にも、事前面接や登録が必要だったりするので、ここは早めに行動した方が良いと思いました。

5. 仕事の説明会や面接に臨む

©chococo1528

子どもたちの預け先を確保したあとは、就職活動を本格化させました。

気になる職場へ見学に行ったり、説明会に参加。採用面接の際も子どもたちは一時保育を利用しました。

託児付きの職場で働けることに

結局、私は託児付きの職場で採用をもらいました。

託児付きで決めた理由は、地域の保育園では(認可外も含めて)1歳と2歳の子どもたちの預け先が見つからなかったからです。

最初にハローワークに行った際に、スタッフの方から「託児付きで探してみては?」と提案していただきました。また、インスタグラムのフォロワーさんからも託児付きの仕事について体験談を聞いていました。

それらのことがあって、職探しは託児つきに絞りました。そしていくつか出た候補の中から、家からの距離や労働時間、時給などを考えて今のところに決めました。

小さな子どもがいる専業主婦でも就職できた

就職活動を終えてみて思ったことは、専業主婦の就活には、何よりも子どもたちの「預け先」を確保する必要があるということ。

私の場合、周りに頼れるような家族・親族はいなかったので、一時保育の利用が必須でした。一時保育もすぐ見つかるとは限らないので、就活しようと思ったら真っ先に探し始めても良いと感じます。

そして、私のように、

  • 子どもが小さい
  • 子どもが複数いる
  • 専業主婦

という方は、託児付きの仕事も選択肢のひとつになると思います。私は保育園入所の不安から解消されて、スムーズに仕事を始めることができました。

2人の子どもたちは託児所にも慣れ、先生やお友達と過ごす毎日を楽しんでいるようです。こうした子どもたちの成長も、喜びのひとつです。

そして、私の場合、私と子どもたちとの距離感も変わり、以前より子どもに優しく接することができている気がします。仕事を始めて良かったと強く思いました。

私と同じような環境で悩んでいる方に、少しでも考え方のヒントになったらうれしいです。

著者:ママリ編集部

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