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80年代のような空気感漂う古道具店。京都〈ものや〉

  • 2024.10.27
京都 ものや 店内

大学でデザインを専攻していた仲間で、学生時代に立ち上げた〈ものや〉。卒業後は古道具店兼デザイン事務所として、古道具を売りながらプロダクトデザインも手がけるという個性派だ。

「惹かれるのは近代モダニズム的であったり、土着的な要素を持っていたりするもの。機能的すぎず、遊びが感じられるもの」と櫻井仁紀さん。現在は高垣崚さんと2人体制で店と事務所を営む。骨董市やリサイクルショップでの買い付けは、いつも2人で行うという。意見が一致したものだけを手に入れるというのがルールだ。

ケヤキの木の塊
用途不明のケヤキの木の塊24,000円。
コクヨ 椅子
コクヨの椅子18,000円。「かつては海外デザインを参考にした応接セットなども作っていたコクヨ。色も存在感もいい」
灰皿もしくは時計
灰皿もしくは時計8,500円。「灰皿として使えば時計盤は見えにくく、壁に掛ければ灰皿にはならない。その加減が哲学的で、面白いアイテム」
京都 ものや 櫻井仁紀と高垣崚
左から/高垣崚さん、櫻井仁紀さん。

店に並ぶのは時計や照明、椅子、オブジェなど、カラフルさやフォルムのユニークさが際立つものが中心。どこか懐かしさを感じるものも多く、古いもの=経年の変化を楽しむものという既成概念を潔く取り払ったセレクトは軽やか。次世代を感じさせてくれる。

京都 ものや 店内
店に漂うのは80年代のような空気感。

Information

京都 ものや 外観

ものや

ニーズが減った伝統的な北山杉絞り丸太を未来へ残すため、オリジナルプロダクトとしてスツールの作製も行う。オンラインストアも。

住所:京都府京都市北区紫竹下竹殿町16 
TEL:090-5636-6491
営:13時〜19時
休:月曜〜木曜
HP:https://monomonoya.theshop.jp/

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