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【40代のZARAコーデ3選】プチプラの格上げは、STORYスタイリスト私服の着こなしが参考になる!

  • 2024.10.21

値上げラッシュが止まらない今年の秋冬も、私たちのワードローブに寄り添ってくれるのはやっぱりプチプラブランド。ただ、手に届きやすいというメリットがある分、一歩間違えると人と被ったり、”お値段なり”に見えてしまうという懸念も。大人のSTORY世代こそ、プチプラアイテムも品よくおしゃれに着こなしたいですよね。

そんな時、スタッフの中で話題になったのは、STORYスタイリストたちのプチプラコーデテク! どのブランドのアイテムを、どんな風に着こなせば大人にフィットするのか……ファッションを知り尽くしたプロならではの視点で、今回はZARAの良さを活かした”コーデ格上げ”のヒントを、スタイリストの井関かおりさんに教えてもらいました。

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教えてくれたのは……スタイリスト 井関かおりさん

女性誌での大人可愛いスタイリングはもちろん、自身のブランド「RIKO Tokyo」やインスタライブなどマルチに活躍する人気スタイリスト。インスタグラム()の私服コーデにもファン多数。

【ZARA】 1枚で映える、トレンド感満載のブラウスで大人の甘ニッシュに

今季のZARAのブラウスは、ワンツーコーデでも着映えする存在感に惹かれて購入。透け感のあるレース地全体に、チュールのリボンがあしらわれた表情のあるブラウスは、甘要素が盛り沢山でZARAらしいキャッチーなデザインです。フロント部分のリボンがブラックだから、モノトーンで甘くなりすぎずほんのりモードな印象に。穿くだけで今っぽくなれるバレルデニムと、バッグやシューズなどの小物もブラックで辛口に引き締めれば大人の甘ニッシュが完成します。

女子会などで張り切り過ぎない適度な甘さにしたい時は、今回のようにデニムでドレスダウンして。綺麗めパンツにヒールを合わせたら冬のイベントシーズンにもぴったり。簡単に華やかになれるZARAのブラウスは、オケージョンコーデの主役アイテムとしてもおすすめです。

blouse/ ZARA denim pants/ FRAY I.D bag/ J&M DAVIDSON shoes/ NODALETO sunglasses/ Mila Owen すべてスタイリスト私物

【ZARA】辛口のレザージャケットは、レーススカートで大人フェミニンに仕上げて

今季マストバイのレザージャケットをZARAで発見!マットな質感でクラッシュ加工のヴィンテージライクなレザージャケットも多く出ていますが、STORY世代にはハードでエッジィな印象になり過ぎる心配も。レザージャケットは、程よい光沢感と丸みのあるフォルム、お尻が隠れるくらいのサイズ感でレディな印象のものを選ぶと高見えしておすすめです。このZARAのジャケットは、それらを全てクリアしているパーフェクトな1着。しかもエコレザーで軽く、お手頃価格なのも嬉しい!

ニュアンスのあるダークブラウンだから、ブラックよりソフトな印象でこなれ感を演出できるのもポイント。デニム単体で合わせるとカジュアルに寄ってしまうので、フェミニンなレーススカートをONして洒落感アップを狙います。ゴールドを効かせたミニバッグとパンプスで、レディな上品コーデにまとめました。


leather jacket/ ZARA inner/ Mila Owen skirt/ LOEFF denim pants/ Mame Kurogouchi bag/ TOD’S shoes/ PIPPICHIC すべてスタイリスト私物

【ZARA】メンズライクなブラウントーンコーデで、即おしゃれ上級者に

オールシーズン使える大人のベーシックアイテムと言えばシャツ。ホワイトやブルー、ストライプのシャツは揃えていても、ブラウンのシャツを持っているという人はそう多くはないはず。秋冬のトレンドカラーだからこそぜひ取り入れて欲しいブラウンは、ZARAのシャツなら気軽に挑戦できておすすめです。

キャメルのチノパンとボリューム感のあるワラビーを合わせれば、ブラウンの濃淡を掛け合わせたおしゃれ上級者のワントーンコーデに。一見メンズライクで”おじっぽさ”のある印象ですが、ウエストの白いバンドデザインとブルーの小ぶりなバッグで綺麗めに調整しています。敢えてシャツと同色のレザータイをラフに結び、素材感のコントラストで奥行きを作ったら、単調にならず今っぽいオーラに!

shirt/ ZARA tie/ 6(ROKU) pants/ DOUBLE STANDARD CLOTHING bag/ J&M DAVIDSON shoes/ sacai × Clarks Originals すべてスタイリスト私物

—ZARAのおすすめポイントは?

プチプラ全般については、ベーシックが得意なUNIQLOではシンプルなTシャツやタートルニット、下着などをよく購入します。GUには可愛いパジャマがあるので大人にもおすすめ。UNIQLOとは対照的に、ZARAではお出かけシーンに最適なデコラティブでデザイン性の高いものが狙い目です。 フリンジやスパンコール、レース、ショート丈など、素材もデザインも振り切ったアイテムが揃っているので、目に入った瞬間に”テンションが上がるかどうか”という視点で選んでいます。メゾンブランドのデザインをZARAっぽく落とし込んだアイテムもあり、敢えてコスパよく取り入れるのもファッションの楽しみ方の1つ。 ZARAでお買い物をする時のポイントは、デザインはキャッチーでも、色味はモノトーンやベーシックカラーを選ぶこと!カラーものは、大人のSTORY世代にはエッジが効き過ぎていたり、素材感がチープに見えることがあるのでしっかり見極めることがマスト。 その分、海外で着るようなワンピースなどは、目を惹くカラーが現地の街並みに映えるのでおすすめ。用途に応じてアイテムを使い分けるのが、ZARAらしいトレンドのデザインを楽しむ秘訣です。

撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) <モデル> 清藤直樹<静物> ヘア・メーク/今関梨華 スタイリスト/井関かおり 取材・文/渡部夕子

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