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ベルギー国王夫妻、20年ぶりにフランスへ。マクロン大統領を訪問

  • 2024.10.21

3日間の日程でフランスを公式訪問したベルギー国王夫妻は、大統領官邸エリゼ宮でマクロン大統領夫妻に出迎えられた。

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フランスを公式訪問中のベルギーのフィリップ国王とマチルド王妃が、エマニュエル&ブリジット・マクロン仏大統領夫妻と面会。(パリ、2024年10月14日) photography: Abaca

ベルギーの国王夫妻の公式訪問は凱旋門での歓迎セレモニーから始まった。国賓を出迎えたのはもちろん、エマニュエル・マクロン仏大統領と夫人のブリジットだ。10月14日にベルギーの首都ブリュッセルからパリの北駅に列車で到着したベルギーのフィリップ国王とマチルド王妃は、まず大統領夫妻と挨拶を交わした。その後、閲兵式がおこなわれ、国王と大統領は無名兵士の墓に花輪を捧げた。この場合、両国の国旗をあしらった一輪の花輪が捧げられるのが伝統だ。

ベルギー国王夫妻は続いて、エマニュエル&ブリジット・マクロン大統領夫妻によって大統領官邸エリゼ宮に迎えられ、共同会見が行われた。その晩はエリゼ宮で国賓晩餐会が開催される。これに先立ち、国王夫妻は首相官邸のオテル・マティニョンを訪問し、ミシェル・バルニエ首相との昼食会がおこなわれた。

2003年以来の訪問

ベルギーの国王がフランスを最後に訪問したのは、2003年のことだった。フィリップ現国王の両親であるアルベール2世とその妻パオラ妃が当時のシラク大統領に迎えられた。一方、マクロン大統領夫妻は2018年にベルギーを公式訪問している。「今回の訪問は、フランスとベルギーの友好関係を祝う新たな機会となるでしょう」とフランス大統領府は発表した。そして「二国間のより密接な防衛・安全保障関係、活発な経済・商業交流、学術・科学・技術革新協力の深化をもたらし、欧州の主権に貢献することでしょう」と付け加えた。ベルギー外務省によれば、両国は特に「エネルギー革命と防衛の分野」において、欧州レベルを含む関係を深める意向だという。

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