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【炒め物の裏ワザ】カット野菜が驚異のウマさに!もう失敗しない【肉野菜完全マニュアル】を試してみた話

  • 2024.10.21

お肉と野菜を炒めるだけの「肉野菜炒め」ですが、火力の弱い家庭用コンロで作るとなると、意外に難しいんですよね。わが家では毎回、炒めすぎて肉はパサパサ、野菜はクタクタの肉野菜炒めが出来上がっています(笑)。そんな家庭で作る「肉野菜炒め」でも失敗しない方法をYouTubeチャンネル『食事処さくらの料理教室』で紹介していました。特別な調味料も難しい技術もいらず、“絶対に失敗しない“作り方と聞けば、やるしかない!



お料理系YouTube『食事処さくらの料理教室』の「肉野菜炒め完全マニュアル」

「日本一楽しい料理教室」を目指して活動している、料理家のさくらさん。運営しているお料理系YouTubeチャンネル『食事処さくらの料理教室』は、80.2万人が登録する人気チャンネルです。「ひと手間でちょっとだけ美味しく」をテーマに、日々の食事に取り入れやすいレシピを配信しています。

さくらさんはものすごくやさしい語り口調で、とっても丁寧に作り方を説明してくれます。

本日は、そんなさくらさんのレシピの中から「肉野菜炒め」を作ります。火力の弱い家庭用のコンロでは、意外と難しい肉野菜炒め。けれど、さくらさんの「肉野菜炒め完全マニュアル」に従えば、失敗なく作れるそうです。

では、作ってみましょう。

絶対失敗しない「肉野菜炒め」の材料と作り方



【材料】2人分
野菜炒め用カット野菜…1袋(240gくらい)
豚肉…200g ※バラ肉以外がおすすめとのこと
ゴマ油…適量
塩…ひとつまみ
うま味調味料…4~5振り
黒こしょう…適量

◆豚肉の下味
にんにく…1かけ(8gくらい)
しょうが…8gくらい
しょうゆ…小さじ2
みりん…大さじ2
オイスターソース…小さじ1
砂糖…大さじ1/2
片栗粉…小さじ1

今回、豚肉は豚こま切れ肉を使用。

カット野菜ではなく、冷蔵庫の余った野菜でもOK。その場合は、トータルで240gくらいになるようにしてくださいとのこと。

【作り方】
1. 市販のカット野菜はカットしてから時間が経っているので、5分ほど水に浸してシャキッとさせます。



このひと手間で、カット野菜もグッとおいしく仕上がるそうです。なお、「水洗い不要」と書いてあっても、水に浸してくださいとのこと。

水に5分つけたら、水気をしっかり切ります。

2. にんにくは皮を剥き、芽を取り除きます。芽はえぐみの原因になるそうです。

3. ボウルにすりおろしたしょうがとにんにくを入れます。

4. 3にしょうゆ、みりん、オイスターソース、砂糖、片栗粉、さらに適当な大きさにちぎった豚肉を入れ、調味料を豚肉に揉み込みます。



片栗粉を入れることで、タレが肉に絡みやすくなり、また、加熱しても肉がパサつかないそうです。

5. フライパンを弱めの中火にかけ、ゴマ油を引き、温めます。油は少し多めに入れるのがポイント。油が少ないと野菜全体に油がまわらず、火の通り具合がバラバラになるそうです。

しっかり油が温まったら野菜を入れ、油を野菜全体に絡めながら炒めます。熱々の油を野菜にサッと絡めることで、火を通す時間を短縮出来るそうですよ。



全体に油が絡んだら、塩、うま味調味料、黒こしょうを入れて炒めます。



炒めすぎると野菜のシャキシャキ感がなくなるので、完全に火が通る一歩手前、野菜が少し透き通ってきたかな?くらいのところで火を止め、一旦、取り出します。


6. 5のフライパンに再びゴマ油を引き、弱火にかけて温めます。

油が温まったら4を入れ、豚肉を広げながらじっくり火を通します。調味料が焦げやすいので、弱火でじっくり焼くのがポイント。



今回、豚肉は6分ほど炒めました。



7. 豚肉に火が通ったら弱めの中火にして、5の野菜を戻し、サッと炒め合わせます。野菜が温まったら火を止め、お皿に盛り付けます。



仕上げに黒こしょうをかけて出来上がり。味変で豆板醤をつけるのがおすすめとのことなので、豆板醤(分量外)も添えることに。今回、仕上げに黒こしょうをかけるのを忘れました…。



調理時間は15分。にんにくとオイスターソースの、ちょっとこってりしたとってもいい香りがしています。

では、いただきます!



おっ、野菜はシャキシャキ食感がしっかり残っていて、甘味も引き出されています。豚肉はしっかり下味がついていて、しっとり&ジューシー。おいしい野菜炒めです。



味付けはちょっと甘めで、ご飯がどんどん進んじゃう感じです。野菜の水気をしっかり切り、炒める時間も短かったので、野菜から水分が出てクタクタになっていないところが、わが家のいつもの野菜炒めとは違います(笑)。



このさくらさんの野菜炒めは、町中華で食べる、あの強火でシャッと炒めた香ばしさのある野菜炒めとは違うタイプ。料理初心者でも失敗しないように、火加減は弱めの中火もしくは弱火で慎重に作るので、香ばしさには欠けます。それでも十分おいしいですけどね(笑)。

では、味変で豆板醤をつけて食べてみよう。



おっ、これまたアリ。甘めの味付けなので豆板醤のピリッとした辛味がアクセントになって、味もグッと引き締まっておいしいです。

では最後に、今回のさくら流「肉野菜炒め」のポイントをおさらいしておきましょう。

ポイントは以下の4つ。

・カット野菜は水につけて、シャキッとさせる
・豚肉に片栗粉をなじませ、パサつきを防ぐ
・豚肉と野菜を別々に炒めて、最後にサッと合わせる
・温かいサラダのような感覚で作る

この4つのポイントで、家庭でも失敗なく「肉野菜炒め」が作れます。試してみてはいかがでしょう。

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