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【天の岩戸なねこ】引きこもった神をいとも簡単に飛び出させたのは、猫缶を開ける音?

  • 2024.10.21
知恵の神が取り出したのは (C)ぱんだにあ/KADOKAWA
知恵の神が取り出したのは (C)ぱんだにあ/KADOKAWA

もしも、マイペースなねこが物語に登場したら…?

言わずと知れた有名な物語にねこを融合させるのは、「ねことわざ」でおなじみの漫画家・イラストレーターのぱんだにあさん。

古今東西様々の昔話や童話に、かわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさすべてを兼ね備えたねこたちが加わることで物語は新たな展開になっていきます。登場人物たちがねこに絆される姿に、「まぁねこだから仕方がない」と思わず納得してしまうこと間違いなし!?

作品の元となったお話の解説もあるので、神話や名作についても改めておさらいできる! そんな、とってもゆるい童話×癒やし系ねこまんがをお送りします。

※本記事はぱんだにあ著の書籍『みっけ!ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました。

◆天の岩戸なねこ

知恵の神が用意したものは (C)ぱんだにあ/KADOKAWA
知恵の神が用意したものは (C)ぱんだにあ/KADOKAWA

■◆元となったむかしばなし

天の岩戸

むかし、天照大神という太陽を司る神様がいました。天照大神は弟のスサノオの傍若無人な振る舞いに疲れ果て、天の岩戸に身を隠してしまいます。

太陽を司る天照大神がいなくなったので世界は徐々に暗くなっていきました。

このままではまずいと思ったほかの神々は、天の岩戸から天照大神を出てこさせるための策を考え、天の岩戸の側で楽しそうに宴会をすることにしました。

岩戸越しに楽しそうな声を聞いた天照大神は何が起こっているのか気になり、顔を覗かせます。こうして天照大神は捕まえられ、外に出てきたため、世界は再び明るさを取り戻しました。

喜ぶ神々を見た天照大神は再び太陽を司る神として職務を全うするのでした。

著=ぱんだにあ/『みっけ!ねこむかしばなし』

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