Snow Manの岩本照が魅せたブラック＆ホワイト── ドルチェ＆ガッバーナ2025年春夏ショーと初ミラノを振り返る

長身に似合うスーツスタイル。ブローチ使いにも注目！

9月21日（現地時間）、ミラノで開催されたドルチェ&ガッバーナの2025年春夏コレクション。Snow Manの岩本照は今回初めてミラノを訪れ、海外でのファッションショーに参加するのも初体験だったという。ショーの開演前に彼は興奮気味に次のように語ってくれた。

「元々ファッションは大好きだったんですけど、こういった形でミラノを訪れる機会がやってくるとは思っていなかったので何もかもが新鮮ですね。ミラノに来たのも初めて、ショーを見るのも初めて。全てが初めて尽くしなので、やり残したことがないようにこの短い期間を楽しみたいと思っています！」

岩本がこの日着用していたのは、2024-25年秋冬コレクションから登場したシルエットが美しいスペンサージャケット。丈の短いジャケットが長身の岩本によく似合う。インナーに合わせたシルクのボウタイシャツから大胆に胸もとを覗かせて、艶やかな印象に仕上げていた。また、リーフモチーフのブローチをラペルに飾っているのも見逃せない。ここ数シーズン、トレンドとなっているブローチ使いだが、フォーマルな着こなしに加えてカジュアルなコーデにもフィットするため、ワンランク上のクラス感を演出したいシーンでは要チェックだ。

アフターパーティでは艶やかな白をチョイス

セクシーな黒を基調にしていたスーツコーデから一転、岩本はアフターパーティーでシルクサテンのハイネックトップをセレクト。ダメージ加工を施したデニムパンツに合わせて、リラックスしたムードを漂わせていた。

岩本照が選ぶ、ドルチェ＆ガッバーナ2025年春夏のお気に入りルック

ドルチェ＆ガッバーナ2025年春夏のテーマは、「イタリアン・ビューティー」。ランウェイを歩くモデル全員が、今季のショーをフロントロウで見届けたマドンナにオマージュを捧げ、彼女の象徴的なスタイルであるコーンブラとブロンドヘアのウィッグを身に着けていた。岩本が最も印象的だったというルックは、コルセット風のランジェリードレス。センシュアルで大胆なデザインだが、繊細なシースルー素材を用いることで強い女性像に柔らかく優雅な雰囲気が加わっている。

岩本は次のように語ってくれた。「たくさん黒のアイテムがあった中で、最も目を惹きつけられたのがこのルックです。黒のコルセットに照明が当たった時のゴールドの輝きとシースルーのバランスがとても素敵で印象に残りました」

ミラノコレクションを振り返って

岩本は、ミラノへの旅をこう振り返る。「僕にとって、初めての経験を沢山させていただきとても光栄でした。ショーも本当にかっこ良くて、まるでLIVEのオープニングが始まったかのような雰囲気と高揚感に圧倒されました。普段出来ない経験をさせていただいたこと、感謝しています。それと同時に、もっと色々な景色をみてみたくなりました！」

ドルチェ＆ガッバーナによるイタリアのクラフツマンシップと、パワフルかつセンシュアルな女性像に魅了された岩本。同時に、ファッションをこよなく愛する彼のアティチュードと唯一無二の存在感が際立ったミラノ・ファッションウィークとなった。

Profile

岩本照

2020年にSnow ManのメンバーとしてCDデビュー。グループとしての音楽やバラエティでの活動のみならず、個人として、ドラマ・バラエティ・CM出演など多方面で活躍中。舞台「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(24年)、ドラマ「恋する警護24時」(24年)などに出演。Snow Manとしては、10月30日に4枚目のオリジナルアルバム『RAYS』をリリース。

Photos: Courtesy of DOLCE&GABBANA