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吉野北人主演&英勉監督&鈴木おさむの新作映画タイトルは『遺書、公開。』!ポスタービジュアル、予告映像も

  • 2024.10.21

「東京リベンジャーズ」シリーズや映画『おそ松さん』(22)などの大ヒット作品を手がけた英勉が監督を務め、吉野北人を主演に迎えた新作映画のタイトルが『遺書、公開。』であることが明らかに。2025年1月31日(金)に全国公開される本作より、ポスタービジュアル、予告映像、キャストコメントが解禁となった。

【写真を見る】陽東太郎による同名コミックが英勉監督&鈴木おさむの脚本によって『遺書、公開。』のタイトルで映画化される

【写真を見る】陽東太郎による同名コミックが英勉監督&鈴木おさむの脚本によって『遺書、公開。』のタイトルで映画化される
【写真を見る】陽東太郎による同名コミックが英勉監督&鈴木おさむの脚本によって『遺書、公開。』のタイトルで映画化される

10月10日、正式なタイトルやストーリーの詳細が一切明かされないまま、異例とも言える全25人のキャスト、超特報映像を解禁した本作。SNS上では作品の内容に憶測が飛び交った。そしてこの度たび、ついにベールを脱いだタイトルが、そんなイメージを180度覆した『遺書、公開。』に。陽東太郎の同名コミックを原作とし、その奇抜な設定に惚れ込んだ鈴木おさむが手がけたシナリオを、「東京リベンジャーズ」シリーズ、「賭ケグルイ」シリーズなど群像劇に定評がある英勉監督のもと映画化されることとなった。『ハンサム★スーツ』(08)以来16年ぶりとなる鈴木と英監督のタッグが、それぞれの遺書の内容と虚実が入り乱れた記憶を織り交ぜながら、美しくもおぞましい人間の本性を容赦なく暴いていく。

物語の舞台となる2年D組、2-Dの生徒24人を演じるのは、本作で映画初主演となる吉野のほか、『恋わずらいのエリー』(24)の宮世琉弥、『恋を知らない僕たちは』(24)の志田彩良、大人気グループIMP.のメンバーであり、IMP.結成後は今作が映画初出演となる松井奏、「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの高石あかり、乃木坂46の元メンバーで卒業後は数々の映像作品に出演する堀未央奈など、未来のエンタメ界を担う注目の次世代俳優&アーティストたち。『リリイ・シュシュのすべて』(01)などの忍成修吾もそこに担任教師役で参戦し、全員が人当たりのいい表向きの顔と誰にも見せないヤバい素顔を演じ分け、楽しそうにキャラ変しながら観る者を翻弄し続ける。

予告映像では、私立灰嶺(かいれい)学園2年D組の生徒24人と担任教師に数字が付けられ、「これは、序列です」という衝撃的なアナウンスが。何者かによって届けられた「2-D序列」と書かれた添付ファイルには、全員の名前が1位から25位までの順位と共に並んでおり、生徒たちはその奇妙な内容に戸惑いを見せる。しかし犯人が分からないまま時は過ぎ、半年後、事件が起こる。誰もが羨む序列1位の姫山椿が学内で謎の自殺を遂げたのだ。衝撃の事態にクラスの全員が動揺し、気持ちの整理ができない彼らが姫山の葬儀後に教室に立ち寄ると、なんと24人の机の上に、それぞれに宛てた姫山からの遺書が置かれているのだった。

死んだ姫山の遺書がなぜ教室に?序列が1位にもかかわらず、なぜ彼女は自殺したのか? 遺書は本当に姫山が書いたものなのか?疑心暗鬼のムードが漂うなか、姫山の自殺の真相に迫るべく、24人全員が自分の遺書をクラスメイトの前で公開することになる。だが、その異例の遺書公開によって、姫山の秘密を公にさらす24人全員のドス黒い本当の顔が次々に炙り出されていく。「では次、誰が公開しますか?」という機械音声による問いかけで映像は締められ、背筋が凍るスリリングな仕上がりの予告映像となった。

そんな予告映像と共に、ポスタービジュアルも解禁。生徒たちが寄り添いながら笑顔でポーズを決め、青春のひと時を映し出すかのようなティザービジュアルとは打って変わり、25人の意味深な顔がずらっと並ぶ不気味な仕上がりに。表と裏の顔を巧妙に使い分ける彼らが右手に持った顔写真の下には、どのような素顔が隠れているのだろうか?

果たして、姫山の遺書は本物なのか?遺書の公開で得をするのは誰なのか?予想だにしない驚愕の真相が明かされるクライマックスまで、24人の言動から一瞬たりとも目が離せない!

<コメント>

●吉野北人(序列19位/池永柊夜役)

「今回、『遺書、公開。』で池永柊夜を務めることになりました吉野北人です!たくさんのキャラクターがメインとして出演していますが、人間の欲を凄く感じる作品です。いまの時代だからこそ伝えられる事があると思うのでみなさんにも観てほしい作品です。公開までぜひ楽しみにしていて下さい!」

●宮世琉弥(序列16位/千蔭清一役)

「千蔭清一役を演じさせていただきました宮世琉弥です。台本を読ませていただいた時は色々狂っているすごい役だなという印象だったのですが、演じていくうちに共感する事もありました。クラスメイトが一つずつ何かを抱えている、教室という小さな空間で巻き起こるミステリーです。どんな展開が待っているのか楽しみにしていてください!」

●志田彩良(序列20位/廿日市くるみ役)

「英監督に初めてお会いした日、『変わり者だけど可愛らしい、そんな廿日市にしてほしい』と楽しそうに廿日市像についてお話ししてくださり、私も想像が膨らみ、とてもワクワクしたのを覚えています。現場では、喋り方や姿勢、歩き方、視線など細かいところまで都度話し合いながら進めてくださり、演技に不安を感じていた時も『大丈夫!』と何度も明るく声をかけてくださいました。監督のお陰で、毎日奮闘しながら楽しく演じられた廿日市です!2年D組の謎に満ちた濃密な30日間、ぜひ劇場で目撃してください!」

●松井奏(序列2位/赤崎理人役)

「赤崎理人役を演じさせていただきました、IMP.の松井奏です。クラスのNo.1男子で、スポーツも勉強もそつなくこなす赤崎理人は僕とは正反対の人だなという印象でした。初めての映画出演ということもあり緊張していましたが、監督、スタッフのみなさん、共演者のみなさんに支えられ、楽しく撮影することができました!『普通じゃない』青春映画をお楽しみください!そして、新しい僕をお見せできると思うのでそこにも注目していただけたらうれしいです!」

●高石あかり(序列3位/御門凛奈役)

「御門凛奈というキャラクターは、親友のために泣いて怒れる正義感の強いキャラクターです。その強さやエネルギーをどう教室全体に放出できるか日々考えていました。英監督が毎朝日常会話に交えながら役のことへの考えを聞いてくださり密にコミュニティケーションを取ってくださったからこそ、クラス全員が作品や役に対して一直線に向き合うことができたのだと感謝しています。熱量をリレーの様に紡いでいった作品です。ぜひ劇場で受け取っていただけるとうれしいです」

●堀未央奈(序列1位/姫山椿役)

「私が演じさせていただく姫山椿は、クラス内の序列が1位のマドンナ的な存在です。キラキラした姫山の姿がみなさんにどう映るのか、そしてどんな解釈をしていただけるのか、そんなことを考えながら精一杯演じさせていただきました。観てくださったみなさんに、少しでも姫山の想いが届くとうれしいです。人間臭さ全開の衝撃的な展開が続くのでお友だちや家族や恋人などとハラハラしながらぜひ、劇場でご覧ください」

●忍成修吾(序列10位/甲斐原誠役)

「英監督とは映画『おそ松さん』以来二度目のお仕事です。いつも現場を盛り上げてくれる姿は今回も健在で、毎朝キャスト一人ひとりに話しかけるところなどを見て、きめ細やかな方だなと改めて感じていました。自分自身としてはおそらく初となる担任の先生役を演じさせていただき、日を追うごとに生徒たちがどんどん愛おしくなってくるのが面白かったです。役柄的には大人のイヤらしいところも描かれていたりして、自分の為に行動するような節がある人物です。問題が起きてしまったクラスでどう立ち回っていくのか、注目してご覧になって下さい」

●陽東太郎(原作者)

「『遺書、公開。』映画になります!撮影を少しだけ見学させていただいたのですが、そこには2-Dが存在していました。キャラクターのビジュアルや、各々の教室での立ち回り、クラス全体が纏っている空気感。実写化の面白さを感じ、間違いなく今年一番の感動でした。『そんな細かいところまで!?』と思うほど原作が忠実に再現されているところもあれば、『原作もこの展開にすればよかったー!』と嫉妬するようなオリジナル要素もあります。ぜひその比較や発見なども楽しんでいただけたらうれしいです」

●英勉(監督)

「原作もとても面白く、久しぶりのおさむさんの脚本もパンチ力がありました。そこで『全員主役』を、今回僕のコンセプトにしました。出演者みんなギラギラしていて面白かったです。クラス25人分25回観てください。『遺書、公開。』公開まで少しお待ちいただければ」

●鈴木おさむ(脚本)

「原作を読んだ時に、重要人物が最初に死んでしまう驚きと、そこから始まっていく、これまでになかったサスペンスにドキドキしました。英監督とは16年ぶりのお仕事で、その腕力に脱帽です。ありそうでないものが一番ヒットすると思っていますが、この作品は、まさにそれなんじゃないかなと」

文/平尾嘉浩

※高石あかりの「高」は正しくは「はしご高」

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