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【秩父&長瀞で秋を満喫】雲海も紅葉も見られる絶景週末トリップ!

  • 2024.10.21

自然が豊かな埼玉県の秩父がは人気の観光地。実は、雲海が見れるスポットとして注目されていて、都心から最も近い雲海が見られる場所としてSNSでも話題になっています。山や森に囲まれた秩父は、秋の紅葉も美しく、この時期の週末トリップに最適! 今回は雲海が見るためのおすすめの時間などをご紹介します!

おすすめスポットは秩父ミューズパーク

秩父は山に囲まれた盆地のため、地表の空気が冷えて霧が発生しやすく、高確率で雲海を見ることができるスポットです。雲海が見られる場所はいくつかあり、「美の山公園」や「羊山公園」などがよく挙げられますが、筆者のおすすめは秩父ミューズパーク。紅葉の名所でもあり、雲海を見たあとには園内を散策してみるのもおすすめです。

園内のシンボルとなっている展望台、もしくは旅立ちの丘が雲海スポットとして人気です。特に、展望台の約360mもの高さがある展望デッキからは、ダイナミックな雲海を見ることができますよ。

展望台の近くの駐車場から展望台まで向かう道はかなり暗いので、懐中電灯があると安心です。靴もスニーカーなどの歩きやすい靴にしましょう。

街を覆う雲海が特徴

秩父の雲海は市街地を覆うように発生し、幻想的な光景が見られることが特徴です。なかでも、街の明かりが輝く時間に雲海が見られる『雲海夜景』は秩父の雲海を象徴する絶景! あいにく、撮影日には雲海夜景は見られませんでしたが、夜景だけでも息を呑む美しさでした。

また、荒川にかかる秩父公園橋と雲海のコラボレーションも見ることができます。金色のベールのような柔らかな雲海が美しい橋を覆う光景はとても神秘的。もっと雲海が分厚ければ、通称『天空の橋』と呼ばれる、雲に浮かぶ姿が見られますよ。

その日の条件で見られる絶景が変化する秩父雲海。ぜひ秩父でしか見られない雲海を見に行ってみてくださいね。

雲海が発生しやすい時期は?

雲海は湿度が高く風が弱い早朝に発生しやすいと言われています。また、寒暖差が激しい春と秋は発生する条件がしやすく、ほかの季節よりも雲海が見やすい季節です。特に秩父では10月~12月が最も発生する傾向にあるとのこと。

このように早朝に発生しやすい雲海ですが、夜の雲海夜景もぜひチャレンジしてみてください。ただし、防寒対策は万全に。盆地の秩父の夜間や早朝はかなり冷え込むので、ダウンやマフラーなど冬用の防寒具を持っていきましょう。

秩父ミューズパーク

住所:埼玉県秩父郡小鹿野町長留2518

TEL:0494-25-1315(秩父ミューズパーク管理事務所)

入場料:無料

営業時間:展望台は24時間営業

定休日:毎週火曜日

アクセス:関越自動車道花園ICから国道140号を秩父方面へ約50分

駐車場:有り(無料)

雲海とあわせて寄りたい紅葉スポット

最後に、秋に秩父の雲海を見に行くなら、あわせて見ておきたい知られざる絶景紅葉スポットをご紹介します。

まずは、秩父ミューズパークから車で約1時間のところにある豆焼橋。この赤い橋がかかる滝川渓谷は、深いV字の谷にカラフルな木々が彩る紅葉が美しいスポットです。

この豆焼橋から見える黄色の雁坂大橋もお見逃しなく。色とりどりの紅葉と共に見える橋は、まさに絶景ですよ。滝川渓谷の紅葉の見頃は、例年10月下旬から11月中旬となっています。

豆焼橋・雁坂大橋

住所:埼玉県秩父市大滝564

TEL:048-830-5255 (県土整備部 県土整備政策課)

アクセス:秩父ミューズパークから車で約1時間

駐車場:有り(無料:出会いの丘駐車場)

続いて足を伸ばしていただきたいスポットは長瀞渓谷。秩父ミューズパークから車で20分ほどと近いので日帰りで、時間があまりない場合でもおすすめです。

長瀞は国の名勝・天然記念物に指定されている関東屈指の景勝地。約500mにわたる岩畳と美しい荒川とのコントラストが人々を魅了します。

岩畳は歩きにくいので、スニーカーがおすすめです。時間に余裕がある人は長瀞名物のライン下りを体験してみてくださいね。また、長瀞では毎年紅葉まつりが開催され、近隣の月の石紅葉公園のライトアップは圧巻です! 2024年は11月1日から30日に開催予定です。

長瀞岩畳

住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞

TEL:0494-66-3311(長瀞町観光協会)

アクセス:秩父ミューズパークから車で約20分

駐車場:あり(有料)

暑い夏が終わり、秋がやってくると雲海や紅葉といった美しい自然の景観に出会えます。豊かな自然に恵まれた秩父や長瀞で秋を満喫してみてくださいね。

[Photo by sorano]

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