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「まさか時代遅れ!? 」40代で気付いた20年前のメイク。鏡を見てがくぜんとした40代の決断

  • 2024.10.21

20代後半までは肌にはハリがあり、笑いジワは笑い終わったら消えていました。しかし40歳を超えた今、そんな時期はとうに過ぎ去ったにもかかわらず、引き続き20代のころのメイクをしていた私。ある日、自分が時代遅れのメイクをしていると気付いたときの衝撃と改善に向けて努力する日々についてご紹介します。

メイクは私にとって魔法の1つ

メイク。それは、魔法の一種であると私は勝手に思っています。それは、メイクすると不思議と自信が 湧いて来るからです。メイクをすることによって自分の気に入っているところは強調し、自信のないところは隠すことができるので、最高に美しくなった気がするのです。

また、人からどう見られたいのかに合わせて、メイクで雰囲気も変えることもできます。私の場合は、素の自分に自信がないので、メイクの力を借りていると言い換えても良いかもしれません。ノーメイクで近所にお買い物へ行くときは、顔を見られたくないので下を向いてしまうことが多く、逆に自分の気に入ったメイクをしている日は、ちゃんと顔を上げて歩くことができます。

私にとってメイクをするということは、「ひみつのアッコちゃん」のようにコンパクトを開けてテクマクマヤコンと唱えれば、すてきな人に変身できちゃう優れた魔法のようなものなのです。

しかし、メイクについてこんなふうに深く考えるようになったのは、実はここ数年の話。私は40代後半ですが、40歳を過ぎるまで20年近くメイクをほぼ変えていなかったのです!

私が20年も継続していた時代遅れのメイクとは

約20年の間、メイクにまったく変化がなかったわけではありません。ただ、自分では多少工夫していたつもりではあったものの、時代に追い付いていませんでした。

そのメイクとは、ラメラメのアイシャドウを塗り、ブラックのアイライナーで目を囲み、目じりを跳ね上げるというもの。まつげは盛ってなんぼという感じで、まつエクの上にさらにマスカラを盛っていました。また、眉はアムラー時代に毛を抜きまくったため自毛が少なく、細いアーチ眉を維持していました。なんとも懐かしく、時代遅れなメイクです。

今思えば、40歳を過ぎた目元はアイシャドウのラメがシワに入り込み、シワを強調していました。しぼんできた目をブラックのアイライナーで囲むことにより逆に目が小さく見え、跳ね上げたアイラインは皮膚のたるみにより跳ね上がらない始末。モリモリに盛ったまつげと細眉に至っては、毎日鏡で顔を見ていたのになんで今まで違和感に気が付かなかったの?と不思議でなりません。

そんな自分のメイクが時代遅れであることに気が付いたのは、数年前にある有名人のまつエクが話題となったことがきっかけでした。「自分の顔に何をしようが本人の自由」というのが私の意見ですが、ネットに拡散されていたその方の顔や目元の写真を見たときに、気付きました。

「あれ? 私もこんな感じなの?」

この一件で私が長年信じてきたメイクのセオリーが通用しないことに、やっと気が付きました。

メイクの大改革に挑戦。そして…

間違いに気が付いたなら直ちに修正と言いたいところですが、どう修正すれば良いのかがまったくわかりませんでした。ネットにあふれる情報も多すぎる……。そこで私は、年代問わずメイクの基本を学習することにしました。

今の世の中、眉毛サロンや目元アドバイザーなんて方もいることに驚きながら、ネットやYouTubeで調べてトライ&エラーの繰り返しです。

その中の情報から、人間の脳はまつげの先までを目と認識するというものがありました。黒いアイラインとまつエクを卒業した私は、まつげの量より長さに重点を置くメイクにシフトチェンジ。まつエクをやめたことで、まつエクのしすぎにより細く弱くなっていた自分のまつげが徐々に復活してくるというメリットも得られました。

ちなみに眉は今でも模索中です。細眉に青春を捧げた私にとって、ストレートの太眉は受け入れ難いものでした。しかし、この「受け入れ難い気持ち=新しいことを受け入れない」という姿勢が、20年以上も時代遅れのメイクを続けてきた原因であると自分に言い聞かせ、今ではなんとか細いアーチ眉を卒業することはできました。

現在、メイクの大改革はまだ道半ば。ある程度の流行りを取り入れつつ、メイクの魔法を楽しんでいます。

まとめ

今回の経験から、自分を客観視することがどれだけ大切なことかを実感しました。「人の振り見てわが振り直せ」という先人の教えが身に染みました。

40代以降のメイクは、肌のくすみ・たるみ・シワ・乾燥・その他もろもろ、対処すべき項目が盛りだくさん。自分のメイクが時代遅れと気付いてから数年がたちますが、これ!というメイクにはいまだたどり着いていません。年齢とともに似合うメイクも変わって来ると思うので、その時々で自分に似合うメイクはどんなメイクなのかをこれからも模索し続けていこうと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:虎川 のりこ/40代主婦。18歳離れた子どもを2人持つバツ2のシングルマザー。子宝に恵まれたが、結婚生活がうまくこなせない。お姑さんたちとは今でも仲良し。現在、子どもたちと気楽に暮らしている。

イラスト/村澤綾香

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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