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開幕5連勝に貢献の張本美和「大事な1点になると分かっていた」 木原美悠、長﨑美柚ら躍動で日本生命に3-1勝利【Tリーグ】

  • 2024.10.20
張本美和 撮影:SPREAD編集部
SPREAD : 張本美和 撮影:SPREAD編集部

ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」が20日、松山市総合コミュニティセンターにて行われ、木下アビエル神奈川は日本生命レッドエルフと対戦。マッチカウント3ー1で勝利した。

■初出場の櫻井が奮闘も敗れる

4戦全勝で2位につけるKA神奈川は平野美宇、3位の日本生命は早田ひなとパリ五輪団体の銀メダリストを欠くなかでの戦いとなった。
第1マッチは長﨑美柚が今季初出場の櫻井花と組み、笹尾明日香、上澤杏音ペアと対戦。第1ゲーム、長﨑、櫻井ペアは7-3リードから3連続ポイントを許しタイムアウト。直後のラリーを長﨑がバックハンドで仕留めると、最後も櫻井がフォアを沈め11-9で奪取する。
第2ゲームは笹尾、上澤ペアが6連続ポイントで序盤を支配したなか長﨑、櫻井ペアのレシーブミスを誘う。笹尾、上澤ともに鋭いフォアハンドを見せた日本生命。長﨑、櫻井ペアは終盤に連続ポイントで追い上げたなか、7-11で失う。第3ゲーム最初の2ポイントを笹尾、上澤ペアにものにされた長﨑、櫻井ペア。流れを日本生命に渡したまま8-11で奪われ、ゲームカウント1-2で敗れた。
第2マッチは木原美悠が森さくらとの戦い。第1ゲーム立ち上がりは木原が0-1から7連続ポイントで流れをつかむと、森が中盤の反撃をしのぎ11-6でものにする。第2ゲームは森が的確なレシーブで応戦したなか、4-4から4連続ポイントで迎えた木原が森とのラリーを制し、そのまま11-4で王手をかける。第3ゲームは五分五分の展開から木原が中盤に連続ポイントでリードを広げる。サービスエースも決まりマッチポイントをつかんだ木原が11-5でものにし、ストレート勝ちを収めた。

■長﨑はシングルスでリベンジ成功

第3マッチは張本美和が赤江夏星と対戦。序盤は張本美が的確なラリーからフォアを沈めるなど、強打の赤江に圧力をかける。赤江の逆を突く冷静なプレーも見られるなど、攻守に安定感を見せる張本美が11-4で奪取する。第2ゲームは2-2からバック対バックのラリーを見せるなど、拮抗した展開に。8-8からのラリーを仕掛けた張本美が制し、赤江もサービスで対抗する。10-10で迎えたゲームは張本美が制し王手をかける。
迎えた第3ゲーム、赤江が攻勢をかけて序盤をリードし、試合を通して光るサービスでポイントを重ねる。ミドルをつく攻めにも対応を見せるなど、安定したレシーブを見せていた赤江に対して張本美が差を詰める。それでも、最後は赤江が8-11でゲームを奪取する。第4ゲームは張本美が5-2でリードしたところで赤江がタイムアウトを引き出し、その後も試合を優位に運び、3-1で勝利した。
第4マッチは長﨑が笹尾とシングルスでも激突。互いに拮抗した打ち合いとなった第1ゲームを長﨑が11-10でものにすると、第2ゲームでも主導権を握った長﨑が得意のチキータやサービスが冴え11-4で王手をかける。第3ゲームは笹尾も攻勢をかけて序盤は3-5でリードする。しかし、安定感で勝る長﨑が、ポイントを重ねて6-5と逆転。笹尾のタイムアウトを引き出すと、直後のラリーをカウンターで返しマッチカウントを奪う。最後も制し、11-5でストレート勝利。KA神奈川に勝利をもたらした。
試合後のインタビューに登場した張本美は、「3番で1-1で回ってきて、この3番でどちらかがリードとなって有利となるなか、すごい大事な1点となると分かっていた。でも、試合中は意識せずにプレーだけを集中した」と流れをもたらした勝利について言及。愛媛県初開催となったなか、「たくさんの方に観に来ていただいて、愛媛県初のTリーグに自分が参戦してお客さんが観てくれて嬉しい」と喜びを表した。
ダブルスで敗れたものの、シングルスで3連勝したKA神奈川。開幕からの連勝を5に伸ばした。

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