今秋の東京は大注目の展覧会揃い！「モネ 睡蓮のとき」「さくらももこ展」など、芸術の秋に巡りたい展覧会5選

すっかり秋らしくなり、“芸術の秋”を満喫したいシーズン。

今回は、東京で開催中の展覧会を5つご紹介します。フィンセント・ファン・ゴッホや、クロード・モネにフォーカスした展覧会や、『ちびまる子ちゃん』の生みの親、さくらももこさんの展覧会など、どれも気になるものばかり！

お出かけスポットを探している人は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

「モネ 睡蓮のとき」／上野・国立西洋美術館

2024年10月5日（土）〜2025年2月11日（火・祝）の期間、上野にある「国立西洋美術館」で開催中の「モネ 睡蓮のとき」。

日本でも人気の高い、印象派を代表する画家、クロード・モネの晩年に焦点をあてた展覧会です。モネが晩年に最重要テーマとしていた〈睡蓮〉の作品20点以上が展示されています。

本展の開催にあたり、世界最大級のモネ・コレクションを誇るマルモッタン・モネ美術館からおよそ50点が来日。中には、日本初公開作品が7点も含まれているのだとか。

展示会は第1〜4章、エピローグによって構成されています。

特に注目したいのが、第3章「大装飾画への道」の展示。楕円形の空間に、長辺2mを超える大きな作品が並んでいます。

FEILER（フェイラー）とコラボした「ハンカチ」（税込3080円）や、Sablé MICHELLE（サブレミシェル）の缶に〈睡蓮〉がデザインされた「ヴォヤージュサブレ」（税込2300円）など、豪華グッズもお見逃しなく。

モネ 睡蓮のとき
場所：国立西洋美術館（東京都台東区上野公園7-7）
期間：2024年10月5日（土）〜2025年2月11日（火・祝）
時間：9:30〜17:30（金・土曜日は21:00まで）※入館は閉館の30分前まで
休館日：月曜日、10月15日（火）、11月5日（火）、12月28日（土）〜2025年1月1日（水･祝）、1月14日（火）※ただし10月14日（月･祝）、11月4日（月･休）、2025年1月13日（月･祝）、2月10日（月）、2月11日（火･祝）は開館
料金：一般2300円（2100円）、大学生1400円（1300円）、高校生1000円（900円）
公式サイト：https://www.ntv.co.jp/monet2024/

「YOSIGO 写真展 Holiday Memories -旅の瞬間-」／渋谷・東急プラザ

「YOSIGO 写真展 Holiday Memories -旅の瞬間-」は、渋谷の「東急プラザ」にて、2024年10月1日（火）～12月26日（木）の期間で開催されています。

ツーリズムとレジャーをテーマに、豊かな色彩と幾何学的な構図で世界各地を表現するスペイン生まれの写真家、YOSIGOさん（@yosigo_yosigo）の作品を200点以上展示。

YOSIGOさんの写真は、何気ない日常生活を俯瞰的に捉えられているのが特徴で、まるでミニチュア世界を撮影したような作品がとってもかわいいんです…！

ブダペストの有名なスパの写真が並ぶ「BUDAPEST」や、展示室に1トンの砂が敷き詰められた「DUBAI」、ポップな雰囲気に包まれる「USA」、ビーチで遊んでいる人たちの写真が並ぶ「TOURISM」など、複数ゾーンあるから見応えばっちり。

特設ショップもあり、展示の写真がそのままデザインされたグッズが豊富にラインナップしています。日本オリジナルグッズの「ステッカー」（全10種／各税込330円）は、スマホケースに入れたりPCに貼ったりするのにおすすめ。

お気に入りの写真のグッズをゲットしてみてくださいね。

YOSIGO 写真展 Holiday Memories -旅の瞬間-
場所：東急プラザ 渋谷 特設イベントスペース（東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス内3階）
期間：2024年10月1日（火）～12月26日（木）
時間：11:00～20:00（金・土・祝前日は21:00まで）※最終入場は閉館時間の30分前まで
料金：一般当日券2000円（1800円）、高校生以下当日券1700円（1500円）※（）内は前売券の料金
公式サイト：https://www.yosigoexhibit-jpn.com/
公式Instagram（日本版）：@yosigo_jpn

「さくらももこ展」／六本木・森アーツセンターギャラリー

六本木の「森アーツセンターギャラリー」にて、2024年10月5日（土）～2025年1月5日（日）の期間で開催されている「さくらももこ展」。

国民的人気の漫画『ちびまる子ちゃん』や『コジコジ』で知られる、さくらももこさんの魅力に迫る展覧会です。

代表作を含む約300点のカラー原画や、貴重な直筆原稿が展示されています。

大きな原稿用紙の展示は、あまりの迫力に思わずワクワク…！

前期〈2024年10月5日（土）～11月20日（水）〉と後期〈2024年11月21日（日）～2025年1月5日（日）〉で一部カラー原画の入れ替えも予定されています。

グッズはもちろん、豊富なカフェメニューにもご注目。

青いお皿の「空飛ぶコジコジバーガー」（税込1680円）や、黄色いお皿の「まるちゃんとたまちゃんのハンバーグプレート」（税込1780円）などは通期のメニューです。加えて前期・後期のメニューもありますよ。

さくらももこ展
場所：六本木ヒルズ森タワー52階（東京都港区六本木6-10-1 森アーツセンターギャラリー）
会期：2024年10月5日（土）～2025年1月5日（日）全日日時指定制／前期 2024年10月5日（土）～11月20日（水）／後期 2024年11月21日（木）～2025年1月5日（日）※前期・後期で一部カラー原画の入れ替えが予定されています。
時間：10:00～18:00 （金曜日・土曜日・10月13日（日）・11月3日（日）は20:00まで）※入館は閉館の30分前まで
休館日：なし
料金：一般1800円、高校・大学生1500円、4歳～中学生800円※その他、グループ割やリピーター割も用意されています。詳しくは公式HPをご覧ください。
公式サイト：https://sakuramomoko-ten.com/

「アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界」／府中・府中市美術館

2024年9月21日（土）～12月1日（日）の期間、府中の「府中市美術館」にて開催中の「アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界」。

草花に彩られた女神のような女性と波打つ曲線が特徴的な作品を生み出してきた画家、アルフォンス・ミュシャの作品が展示されています。

しなやかな曲線とうつくしい淡い色彩にうっとり…。

本展では、貴重な大型の油彩画も鑑賞できます。

さらに素描や下絵も合わせて、ミュシャの魅力を余すことなく楽しめますよ。

どれにしようか長考すること間違いなしの、かわいいグッズも必見！

「ポストカード」（税込180円）、「ペンケース缶」（アーモンドドラジェ入り）（税込1400円）、「マスキングテープ」（税込600円）など、豊富なラインナップに注目です。

アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界
場所：府中市美術館（東京都府中市浅間町1-3）
期間：2024年9月21日（土）～ 12月1日（日）
時間：10:00～17:00※入場は16:30まで
休館日：月曜日（10月14日（月）・11月4日（月）は開館）、9月24日（火）、10月1日（火）、10月8日（火）、10月15日（火）、11月5日（火）
料金：一般1000円（800円）、高校生・大学生500円（400円）、小学生・中学生250円、（200円）※（ ）内は20名以上の団体割引料金
公式サイト：http://fam-exhibition.com/mucha2024/

「イマーシブ・プラネタリウム ゴッホ」／有楽町・コニカミノルタプラネタリアTOKYO

歩いて回る展覧会とはちょっと違って、プラネタリウムでゴッホの作品が楽しめる特別プログラム「イマーシブ・プラネタリウム ゴッホ」はいかがでしょうか。

2024年10月1日（火）～11月23日（土）の期間中、有楽町の「コニカミノルタプラネタリアTOKYO」にて上映されています。ゴッホの代表作品『星月夜』や『ひまわり』が、直径15mのドーム全体に映し出されるようすは圧巻！

映像は13のシーンから構成されており、「肖像画」や「花」なども含むボリュームたっぷりの内容です。約105分間の上映時間中、約35分間の映像が3ループしますよ。

ドームの中では自由に飲食が楽しめるので、カフェメニューも一緒に楽しんでみて。

『星月夜』を表現したモクテル「星月夜」（税込820円）や、『ひまわり』をイメージしたドーナツ「ひまわり」（税込650円）がラインナップしていますよ。

ぜひ訪れて、ゴッホの名画に360度包まれる特別な体験をしてみて。

イマーシブ・プラネタリウム ゴッホ
場所：コニカミノルタプラネタリアTOKYO DOME1（東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン9階）
期間：2024年10月1日（火）～11月23日（土）
料金：2500円
公式サイト：https://planetarium.konicaminolta.jp/

気になる展覧会はぜ～んぶ行ってみない？

今回ご紹介した展覧会は、比較的開催期間が長いのも嬉しいポイント。

いくつか気になる展覧会があった人は、1日1日ゆっくり制覇したり、はしごして巡る日を作ってみたりしても良いかもしれませんね。