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河村勇輝が2Way契約を掴んだ理由「パスとプレーメイキング能力が際立つ」 現地メディアが高評価、日本人史上4人目のNBAへ前進

  • 2024.10.20
河村勇輝(C)Getty Images
SPREAD : 河村勇輝(C)Getty Images

NBAのグリズリーズは19日(日本時間20日)、「エグジビット10」を結びキャンプに参加していた河村勇輝と2Way契約を結んだことを発表した。
プレシーズンでアピールし印象的な活躍を見せていた河村。日本人としては史上4人目のNBA選手に近づいた23歳に対して、現地メディアが言及している。

■招待選手で参加し好アピール

河村は横浜ビー・コルセアーズからNBAを目指し、グリズリーズと「エグジビット10」を結びキャンプに参加。プレシーズンでは5試合に出場し、1試合平均15.1分の出場で3.4得点、4.2アシストを記録。持ち味のスピードを生かしたプレーで称賛の声が挙がっていた。
現地メディア『メンフィス・コマーシャル・アピール』は「メンフィス・グリズリーズは日本の新人ポイントガード、ユウキ・カワムラと2ウェイ契約を締結」とこのニュースを報道。NBAに近づいた日本選手に触れている。
記事内では河村のプレシーズンでのパフォーマンスに言及し、「彼のパスとプレーメイキング能力で2試合連続15アシストを記録するなど際立っていた」と評価。「チームはスコッティ・ピッペン・ジュニアを2ウェイから本契約へ移行させた。これにより河村のポジションが空くこととなった」とチーム事情も河村のステップアップを後押ししたとしている。
河村が結んだ2Way契約は、下部リーグであるGリーグでプレーしながら、レギュラーシーズンでは最大で50試合に出場が可能。かつて渡邊雄太(現千葉ジェッツ)がジョージ・ワシントン大学卒業後にグリズリーズとこの契約を結びNBA入りした経緯があり、河村は田臥勇太、渡邊、八村塁に続き日本人4人目のNBA選手に一歩近づいたことになる。
プレシーズンでのアピールに成功し、夢のNBAへ前進した河村。はたしてレギュラーシーズンで出番を得て、最高峰の舞台で活躍するチャンスを掴めるのか。

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