「指輪パカッ」のサプライズ、当事者たちの感想は？ “プロポーズリング”の是非を問う［調査］

サプライズした理由は「思い付き」

相手に内緒で、サプライズのプロポーズをしたいと考えている人向けの「プロポーズリング」。実際の婚約指輪とは別に用意するもので、相手がプロポーズを受け入れれば後日一緒に婚約指輪や結婚指輪を選びに行けるという仕組みです。このプロポーズリングの評判について、実際の当事者たちにアンケート調査を行いました。

調査を行ったのはNEXERとDIAMOND DOT LAB。2024年10月1～14日、事前調査で「サプライズでプロポーズリングを購入したことがある」と回答した全国の男女100人を対象にウェブ上で実施しました。

まずサプライズでプロポースリングを購入する際に大変だったことがあるかについては56.0％が「ある」と回答。具体的には「指輪のサイズ」（30代男性）「プロポーズリングの場合どういった流れで普通のリングに交換するかなどの流れが全く分からなかった」（30代男性）「バレないように、勘付かれないようにすること」（40代男性）などが挙げられました。なぜプロポーズリングでサプライズをしようと思ったかについては「喜ぶ顔が見たかったから」（20代女性）「驚かせたかったから」（30代男性）「インパクトを残して記憶に刻みたかった」（40代男性）などの声がありました。

プロポーズリングを購入して良かったと感じたことがあった割合は84.0％。「とても喜んでくれたのと、サイズが分からなくてもその場ですぐ着けることができた」（30代男性）「感動してくれた」（30代男性）など、記憶に残るイベントになったと捉えている人が多いようです。

なお、婚約指輪を購入する際、はじめからプロポーズリングを購入する予定だった人は66.0％で、3人に一人はその予定はなかったと回答。「友人に勧められたから」（40代男性）「急に思い付いたのと、たまたま妻の好きそうなデザインがあったから」（40代男性）「そんな便利な方法があるのなら試しても良いかなと思った」（50代男性）など、遊び心や相手への愛情表現で選ぶ人が少なくないようです。

いわゆる「指輪パカッ」のサプライズ・プロポーズは、受け取る側（主に女性）にとっては「自分の好きなデザインの指輪を選べない」「サイズが合わない」などの理由から敬遠されることもありますが、プロポーズリングという商品を利用することでその懸念を払しょくできるようです。

（LASISA編集部）