日本人が中国のバスに絶望する理由が深刻…→日本では当たり前のアレが無いってどういう事？【中国クセつよ留学生活(16)】

＜日本人が中国のバスに絶望する理由が深刻…→日本では当たり前のアレが無いってどういう事？＞中国のはしっこでクセつよ留学生活4コマ漫画[#16]

日本のバスや電車などの公共交通機関は時間通り運行することで世界的に有名ですが、日本で生活しているとそれを当たり前のものと感じてしまいますよね？

もちろん海外での留学生活において、日本と同様公共交通機関を乗りこなすのは身に着けるべき必須技術ですが、海外ならではの困った事も起きてしまいます。

私が留学していた中国の地方都市では、路線バスが市民の足です。
ところが、中国の地方都市の路線バスにはそもそも時刻表がありません。

では、どうやってバスに乗るのかといえば、乗りたい路線番号のバスが来るまでひたすら待つだけです。

人気の路線であれば10分以内で来るものですが、あまり利用の少ない路線だと30分、時には一時間以上待つことも…。
飛行機の搭乗や寮の門限などが迫っているときはバスが来ないと結構あせりましたね。

ちなみに、当時の路線バスはエアコン有り・無しの2種類が走っており、エアコン有りのバスは約2倍の料金設定となっていました。

私はせっかちなのでエアコンも料金も関係なく先に来る方に乗っていましたが、どちらかというとエアコン無しの方が窓を開けて風にあたれるので好きでした。（路線によっては排気ガスや砂埃がすごいですが…）

バス停で散々待たされた挙句、同じ路線のバスが2台連なってきた時には怒りがこみあげてきましたが、そもそも時刻表がないので誰にも文句は言えません。

また、中国の地方都市ではタクシーも案外利用しやすいです。
日本だとタクシーは料金が比較的高いので利用ハードルが高いですが、地域差はあるものの、私のいた中国の地方都市では比較的安く、3～4人で乗るならタクシーの方が安上がりな場合も多いので、私はバスとタクシーを上手く使いわけていました。

滞在先の公共交通機関、最初のうちは緊張しますよね。
私も何度も乗り間違えたり、乗り降りし損ねたりしたものでしたが、だんだん乗り慣れてくると、またひとつその地域に溶け込めたようで嬉しかったです。

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