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【MLB】大谷翔平が四球で歩くと……続くベッツの打率は“4割超” 米メディア「オオタニがベースを駆け回る時、ムーキーのギアが上がる」と指摘

  • 2024.10.19
ドジャースの大谷翔平(左)とムーキー・ベッツ(右)(C)Getty Images
SPREAD : ドジャースの大谷翔平(左)とムーキー・ベッツ(右)(C)Getty Images

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦が18日(日本時間19日)、メッツの本拠地シティフィールドで行われた。ドジャースは3勝1敗でワールドシリーズ進出に王手をかけていたが、6-12で敗れた。
「1番DH」で先発出場した大谷翔平投手は、4打数2安打1四球で3試合連続安打をマーク。大谷の後を打つ「2番右翼」のムーキー・ベッツ外野手も、本塁打を含む4打数2安打1四球と好調をキープ。ドジャースをけん引するMVPコンビに注目が集まっている。

■カーショー提案「調べるべき」

米スポーツメディア『The Athletic』は同日、大谷とベッツの1、2番コンビにフォーカスした記事を公開。2人を称賛するチームメートの証言に加え、データからも裏付けを行った。
記事によると、通算212勝のサイ・ヤング賞左腕クレイトン・カーショーから同メディアに対して、以下のような提案があったという。
「相手がショウヘイを敬遠したり、四球を与えた時、次を打つムーキーの成績を調べてみるべきだよ。その場合、彼の打率は.800くらいになるんじゃないか。ショウヘイを歩かせると、ムーキーは個人的に(自分への挑戦と)受け取るんだ。だから、彼の成績は天文学的な数字になっているはずだよ」
この提案を受けた同メディアによると、大谷は1番を務めるようになった6月以降、ポストシーズンを含め、ベッツの前で26個の四球を選んだという(17日=同18日時点)。そして、その直後のベッツは打率.435、出塁率.500、長打率1.000、OPS1.500という数字を残し、3本塁打、二塁打4本、18打点もマークしたという。

■77打席で三振はわずかに9

さらに、同メディアは四球に限定しないパターンも紹介。安打や相手エラーなども含め、とにかくベッツの前で大谷が出塁したケースは77回あったという。
この場合だと、直後のベッツは打率.338、出塁率.403、長打率.662、OPS1.064を記録。これには5本塁打、二塁打6本、32打点も含まれており、77打席で三振はわずかに9だという。
同メディアは上記の成績を踏まえ、「だからオオタニがベースを駆け回っている時、ムーキーはさらにギアを上げる」と記した。
そして、大谷が出塁した後のベッツの成績を調べるよう提案してきた張本人、カーショーは「ムーキーが感覚を研ぎ澄ませた時、彼は本当に一段上のレベルに達するんだ。彼の全スキルセットはすごいよ。スーパースターだ。それを忘れがちだが、彼は球界でトップ5、少なくともトップ10に入る選手だ」と称賛した。
大谷が出塁し、ベッツが続く。歴代最強の1、2番と称されることもうなずけるだろう。

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