身近過ぎる食材で「おうちティラミス」作ってみた！え、食パン・ヨーグルト・インスタントコーヒーで!?

みなさん、ティラミスって好きですか？イタリア発祥のスイーツで、ココアパウダーにマスカルポーネ、コーヒーに浸したビスコッティがお決まりですが…想像したら猛烈に食べたくなってきました（笑）。そんなときにオススメな「おうちティラミス」レシピをご紹介します。専用の材料がなくても大丈夫！ちょうど余ったパンとヨーグルトがあるので、ビスコッティの代わりを食パンで、マスカルポーネを生クリームとヨーグルト＆酢で代用して作りま～す♪

あっさり仕立てで食べすぎちゃう♡「おうちティラミス」

【材料】（約500mlの保存容器2個分）
ヨーグルト…200g
生クリーム…100ml
砂糖…大さじ2
穀物酢…小さじ2
食パン（6枚切り）…2枚
インスタントコーヒー…大さじ2
水…100ml
ココアパウダー…大さじ1 

まずは、ヨーグルトの水切りをします。使用するコーヒードリッパーは、ダイソーの2～4杯用のものを使いました。

水切りの方法は、ざるとキッチンペーパーを使っても出来ますが、コーヒードリッパーを使えばヨーグルト200g分をちょうどよく計ることが出来ます。

コーヒードリッパーにキッチンペーパーを敷き、受け皿としての計量カップをセットし、ヨーグルトを計り入れて1時間ほど冷蔵庫に置きます。

受け皿は計量カップでなくても良いですが、計量カップだとホエイ（乳清）の量が計れるので、水切りのタイミングの目安となるのでオススメです。

ヨーグルトを水切りしている間に、容器とビスコッティ（風）の準備をします。
わたしは、500mlほどの保存容器2つに分けて作ることが多いですが（理由は後ほど）、1000mlの保存容器1つ、またはもっと小さい容器を使い小分けにして作ってもいいですよ。

フタ付きの500ml容器を2つ準備します。

容器に水とインスタントコーヒーを半量ずつ入れて溶かします。

食パンは耳付きのまま、1枚を16等分に切り、容器に分けて入れます。

切るのが面倒な時は、ちぎり入れても大丈夫です（笑）。

お箸などで押さえてコーヒー液を食パンに染み込ませれば、ビスコッティ（風）は完成です。

そろそろヨーグルトの水切りが出来ている頃かと…。
1時間ほど経ち、ホエイ（乳清）が100ml、水切りしたヨーグルトが100gほどになっていたらOKです。

次に、水切りしたヨーグルトと生クリームを合わせて、マスカルポーネ（風）を作ります。

今回、ホエイ（乳清）は使いませんが、たんぱく質が豊富で栄養満点ですので、おみそ汁や炊飯時のお米に一緒に入れて活用してください。

まず、生クリームに砂糖と酢を入れて泡立てます。

生クリームは、ツノが立つまで泡立てます。ボウルの底に保冷剤を置いて、冷やしながら泡立てると手動でも5分ほど頑張れば作れます。ほどよい腕のエクササイズにもなるので頑張って～！

また、「生クリームに、酢⁇」と思われるかもしれませんが、酢を入れることで程よい酸味が加わり、マスカルポーネを使っていなくてもチーズのようなコクが生まれます。さらにうれしいことに、酢が入ることで生クリームの泡立ちも早くなります。

そこに、水切りしたヨーグルトを加えて混ぜ合わせれば、なんちゃってマスカルポーネ（風）の出来上がり♪

マスカルポーネ（風）をコーヒー液に浸した食パンの上に半量ずつのっけて…。

シリコンベラやスプーンの背を使って表面を平らにしたら…。

ココアパウダーをふりかけて「おうちティラミス」の完成です！
すぐ食べても良いですが、2時間ほど冷蔵庫で冷やしてから食べた方が全体的に味が馴染んでおいしいです。

2つに分けた理由とは…

この「おうちティラミス」、見た目は本格的なティラミスとさほど変わらないので、わが家の子どもたちに何も言わずに出したら、食パンやヨーグルトで代用しているとは気付かずに、おいしいおいしいと言いながらペロッと平らげます（笑）。

強いていうなら、本格的なティラミスと比べるとコクの少ないあっさりした仕上がりですので、軽く甘いものが食べたい時にはこの作り方がオススメかも！

ただ、あっさりした仕上がりな分、量を食べすぎてしまうのが難点でして（笑）。
なのでわが家では、食べすぎ防止のために2つの保存容器に分けて作っています。1つ分を家族で分け合って食べたり、頑張った日はご褒美として、1人でたんまり食べるのも良いですね。

食パン＆ヨーグルトで代用すれば、材料費の節約にも♪

おおまかではありますが、今回かかった材料費を計算してみると…

ヨーグルト…200g（50円）
生クリーム…100ml（80円）
砂糖…大さじ2（6円）
穀物酢…小さじ2（2円）
食パン（6枚切り）…2枚（40円）
インスタントコーヒー…大さじ2（24円）
水…100ml（10円）
ココアパウダー…約大さじ1（12円）

※あくまでわが家基準の計算です。

合計で、224円…結構ボリュームのある量が作れるので、とっても経済的でお得であることが判明！
チーズ不使用のティラミス（風）なので、本場イタリア人やパティシエの方には怒られそうな作り方ではありますが、食パンやヨーグルトで代用することで、あっさりした味に仕上げられる他、材料代も節約できるのでお財布にもうれしい一品です。

手作りならではの、知恵と工夫が満載の「おうちティラミス」を、みなさんもぜひ作ってみてくださいね。