豊かな海に囲まれた千葉県は、水揚げされる魚種の多さと量は全国屈指。
そんな「おさかな天国」の千葉県で獲れた水産物を使ったレシピを紹介します。
今回は、外房、内房、銚子を中心に漁獲される「イカ」を使った、イタリアンな味わいの簡単レシピ。
今晩のおかずの参考にしてください。
材料(4人分)
・イカ 3杯
・にんじん 3分の2本
・玉ねぎ 半個
・油 大さじ2
・トマトケチャップ 1カップ
・固形ブイヨン 1個
・塩、こしょう 適量
・ブラックオリーブ、イタリアンパセリなど
作り方
1.イカは、足をぬき、皮を剥いて1.5cmの輪切り、足は5cmに切る。
2.にんじんは薄いいちょう切り、玉ねぎは薄切り、トマトは湯むきして種を取り1cm角に切る。
3.野菜を大さじ2の油でしんなりするまで炒める。
4.別鍋で、1のイカをさっと炒め、炒めた野菜、トマトケチャップ、ブイヨンを加えフライ返しで大きく混ぜ、塩、こしょうで味を調える。
5.器に盛り、ブラックオリーブ、イタリアンパセリなどを飾る。
「イカ」は、千葉県の広い範囲で漁獲
イカはかつては貝だったそうで、イカの身体にはその頃のなごりがあるとのこと。貝殻の中で守られていた筋肉が、外に出てきて貝殻を覆うようになり、今のイカの形状になったといわれています。イカの胴体(筒の部分)には、「軟甲」や「ペン」と呼ばれる物が入っていますが、これが貝殻のなごりです。
千葉県において「スルメイカ」は様々な漁法で漁獲されており、近年は主に、銚子地区では沖合底びき網、外房地区では定置網により漁獲されたものが水揚げされています。
このほかにも千葉県では、ヤリイカ、アオリイカなどが水揚げされています。
【レシピ提供】
千葉県 農林水産部 水産局 水産課