【早良区原】みんなの居場所♪幼稚園が運営するカフェ「はらの木」

こんにちは！リビング・ふくおか北九州Web地域特派員、美味しいもの大好きなマリナビです♪ だいぶ涼しくなり、お出掛けしやすくなってきましたね。 買い物帰り、子供の送迎帰り、ちょっとひと息付きたいそんな時に最適なカフェを見つけたので、紹介させてください。

場所は、福岡市早良区原団地の中、スーパーや日用品店が集まる原団地商店街の一角にあります。 原団地商店街は、国道から少し入った場所で公園等が点在する静かな場所です。

サニー原店の並びにある「はらの木」というカフェです。こちらは同じ原団地敷地内にある大原幼稚園が運営しています。地域連携や子育て支援を目指して、みんなが集える場所を作りたいという想いを形にし、今年6月にオープンしました。

明るくほっとする空間

ベビーカーや車いすも入りやすいバリアフリーの入口。腰掛けられるベンチスペースも設けています。店内は明るく開放感があり、ナチュラルで優しい雰囲気です。座席は2人掛×４、4人掛け×１あります。

奥にはキッズスペースもあり、絵本やおもちゃがあり、その奥にはオムツ替えや授乳できるスペースも確保されています。 子供用の椅子やカトラリーも準備されていて、子育て中のママさんも気軽に利用できるよう配慮されています。

小さな子供を連れてカフェに入るのって結構ハードルが高いんですよね。キッズスペース付きのお店は少ないのでとてもうれしいポイントです。幼稚園が運営されているだけあってママ目線の空間作りはさすがです。

身体に優しいメニュー

メニューはこちら。好きな具を選べるおにぎりセットをはじめ、地元の珈琲店に焙煎してもらったはらの木ブレンドやスイーツも充実しています。そしてデカフェに変更できるのも嬉しいポイント♪妊娠中や授乳中のママさんも安心してカフェを楽しめます。 今回はお昼時に伺ったので、おにぎりセットを注文しました。

おにぎりセット 550円（さけ＆たらこ）

選べるお好きな具材のおにぎり二つと出汁からとったお味噌汁。具材はさけとたらこを選びました。おにぎりの横には、昆布、お漬物、卵焼き、ふりかけが添えられています。できるだけ福岡産のものを使用し、ふりかけはお味噌汁の出汁がらを使用しているそう。 土鍋で炊かれたご飯はふっくらとしていてお米の美味しさを感じます。お味噌汁は優しい味でアオサが入っていました。 海苔の香りも良く、添えられた副菜達が嬉しいです。食べながらほっこり満たされました♪ 全てのメニュー、テイクアウト可能で、お散歩ついでに、公園遊びの合間に、気軽に利用できます。

地域に根付き、育ち続ける存在でありたい

小さな芽が、枝葉を広げ、恵みを実らせ、地に落ち、循環していく「木」のように、地域の方と繋がり、広がっていくという想いを込め「はらの木」と名付けたそうです。 高齢化も課題になる中、団地のために何かできることはないかと検討していたところ商店街に空き店舗ができたことを知り、計画が始動しました。子育て世代もご年配の方もみんなが利用しやすい場所を目指して、店内のレイアウトやメニュー開発も一から意見を出し合って決めていったそうです。

コミュニティマネージャーの岡本さん 「子供も、ママもパパも、おじいちゃんもおばあちゃんも誰もが気軽に立ち寄れる居心地のよい場所にしたい。」 その想いを大切にしながら、子どもたちへの思いを持ったスタッフがカフェを切り盛りしています。 地域の方も憩いの場が出来た事が嬉しいとたくさん利用してくださっているようです。地域の方との繋がりを深めるために、マルシェやイベントの開催、お休みの日にレンタルキッチン＆スペースとしての貸し出しも始まっています。子育て講座や、高齢者向けの体操教室なども企画していきたいそうです。繋がりが広がっていく「はらの木」これからの成長が楽しみです。 お友達とゆっくりおしゃべりしたい時、ちょっとひと息付きたいとき、ぜひ「はらの木」へ行ってみてくださいね♪