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【10月19日の花】秋色アジサイ 秋まで育てたシックな雰囲気のアジサイ

  • 2024.10.19

フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。今日は、花を飾ってみませんか?


10月19日の花はアジサイ「秋色アジサイ」

6月頃に咲くいわゆる通常のアジサイの花房を切らずにそのまま残し、夏を超えて秋ごろまで育てたアジサイのことを「秋色アジサイ」と呼んでいます。

緑や赤の色が入ったり、グレーっぽくなったり、色に深みが増し、質感も少しカサカサとした印象に。

「庭のアジサイをドライフラワーにしたいが上手くいかない」といった声をよく耳にしますが、上手くいかない理由は花盛りの6月のアジサイを干してしまうこと。

秋まで残したアジサイは水分量が少なく綺麗なドライになりますが、花房を長く残しておくと翌年の花付きが悪くなるというデメリットもあります。

おすすめは、花房を1つだけ残してフレッシュなものと秋色を両方楽しむ方法。

自宅の庭では条件が整わず、残した花房が秋色にならずに茶色く枯れてしまうことも多いので、そうなったら早めに切りましょう。

花屋さんではこの時期色とりどりの秋色アジサイが並んでいます。アンティークコッパーの水差しが秋色によく似あいます。

【アジサイの花言葉】和気あいあい、家族、団欒、無情、辛抱強い愛情
【アジサイが誕生花の人】6月3日、6月17日、6月26日、7月1日、9月18日生まれ

佐藤俊輔(さとう しゅんすけ)

フラワーデザイナー。大手百貨店退社後、花の世界へ。2014年モナコ国際親善作品展国内選考会で特別賞を受賞。'17年「女性自身」(光文社)、’19年日本最大級の花材通販「はなどんやアソシエ」にて季節のアレンジメントを連載。’20年から、CREA WEBにて「Playful Flower Life!」連載中。

文=佐藤俊輔
イラスト=佐藤弘昌

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