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開示請求待ったなし!シンママを誹謗中傷したママの自業自得な末路<ママ友のネットトラブル>

  • 2024.10.20

山野奏さんは娘の音色ちゃんを育てるシングルマザー。奏さんは翻訳の仕事のかたわら、動画配信サイトで英会話チャンネルを運営しています。ある日、奏さんに対する誹謗中傷が書かれた掲示板の存在が明らかに。そこには数人のママ友にしか伝えていない結婚の予定などの個人情報や、自分と娘の写真まで載っていたのです。犯人を特定するため、奏さんは弁護士に相談し開示請求をすることにしました。

掲示板に陰口を書き込んでいたのは、娘のバレエ教室のママ友リズ村リズ。表面上ではシングルマザーの奏さんをサポートしつつも、内心では見下していました。

そして、奏さんの再婚予定を知り憤慨。掲示板に奏さんの陰口を投稿し、日に日に過激な内容になっていた最中、リズの自宅に開示請求書が届きます。

リズは悪事を家族に隠そうと、奏さんに直接謝りに行きますが許してもらえず、暴言を吐き逆ギレし、追い返されます。

娘の前で涙を流すほどに追い詰められたリズは、娘と夫に今までのことを正直に話すことにしました。「ママがが悪い」と真剣に叱ってくれた2人は同時に、家族としてフォローもしてくれたのです。

改心したリズは夫とともに弁護士事務所に向かい、奏さんが提示する和解条件を受け入れることに。こうして奏さんの戦いは終わりを迎えたのでした。

誹謗中傷に対する正直な気持ちとは…?

弁護士を通じて示談金も無事に振り込まれた奏さん。リズはバレエ教室を辞め、奏さんも別の教室へ通うことにしました。

リズから受け取った手紙に目を通したものの、正直どれも言い訳にしか聞こえませんでした。

奏さんもリズも、偶然同じバレエ教室に通い始めたことがきっかけで起こった今回の一件。無事に和解はしたものの、奏さんにとってはスッキリとした終わりではなかったかもしれません。

今や誹謗中傷は有名人に限らず、一般人にまで被害が広がっています。「親や子どもにも同じことが言えるか」「もし自分が言われたら傷つく言葉ではないか」……SNSに書き込む前に今一度考えてほしい、という奏さん。この体験談を教訓に、一人でも多くの人がSNSとうまく付き合っていけといいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 土井真希

ベビーカレンダー編集部

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