3000人でかめはめ波、野沢雅子からのメッセージも…“NYコミコン”「ドラゴンボールDAIMA」パネルが開催

【写真】英語吹替版声優に決定した、孫悟空(ミニ)役のステファニー・ナドルリーとグロリオ役のアーロン・ディスミューク

鳥山明氏が原作、ストーリー、キャラクターデザインを手がけた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」(毎週金曜夜11:40-0:10ほか、フジテレビ系／ディズニープラス・Leminoほかで配信)のパネルが、「ニューヨーク コミコン2024」にて開催された。

孫悟空(ミニ)役の英語吹替版声優ステファニー・ナドルリーとエグゼクティブプロデューサー・伊能昭夫氏が登場

NYコミコン最大のステージ・エンパイアステージにて「DRAGON BALL DAIMA SPECIAL PANEL」が現地時間10月17日に開催された。約3000人のドラゴンボールファンが集結する中、MCを務めるブルマ役の英語版吹替声優のモニカ・リアルの登場からパネルのトークセッションはスタートした。

スペシャルゲストとして声優のステファニー・ナドルリー、ドラゴンボールシリーズのエグゼクティブプロデューサーの伊能昭夫氏が登場し、伊能氏から「11月10日から12日までの3日間、英語吹替版がアメリカ、カナダで劇場公開されます。初めての英語吹替版なので、ぜひ会場に足を運んでください！」と発表された。

ステファニーが「ドラゴンボールDAIMA」の英語吹替版で悟空(ミニ)役を務めることも発表。これまでの「ドラゴンボール」シリーズでも幼少期の悟空を演じたことがあるステファニーは、「ドラゴンボールDAIMA」でも悟空(ミニ)を演じることの感想を聞かれると「もう一度、悟空の声優として戻ってこられたことを光栄に思います。新しいシリーズはいろんな年代のファンの人が楽しめるものになっていると思います」と述べた。

北米でも各配信サービスにて第1話が配信されたばかりのタイミングでの開催ということもあり、すでに1話を視聴済みのファンが多い会場を見て、伊能氏は「本当にうれしいですね」と話す。続けて「今回はまったく新しい舞台、大魔界という世界が舞台です。この大魔界も鳥山先生が自ら描かれていて、世界で初めてそのイラストを公開したいと思います！」と発表すると会場から歓声が上がった。

続けて、鳥山氏が描いた「ドラゴンボールDAIMA」に登場するトロルや飛行機、新キャラクターであるグロリオのイラストが紹介され、会場は盛り上がっていた。

グロリオ役の英語吹替声優が初解禁、アーロン・ディスミュークがサプライズ登場

鳥山氏が描いたグロリオのイラストが紹介された後、そのミステリアスな少年魔人・グロリオの英語吹替版を、「鋼の錬金術師」のアルフォンス・エルリック役や、「Dr.STONE」の石神千空役で知られるアーロン・ディスミュークが務めることが発表され、アーロンがステージにサプライズ登場した。大きな拍手で迎えられたアーロンは「ここに来られて光栄です！とても会場のパワーを感じています！」とコメント。グロリオ役に決まったときの気持ちを聞かれると「グロリオという大きな役に決まって本当にうれしいです」と語った。

OP主題歌・EDテーマのプロデュースを務めるZeddのビデオメッセージを上映

長年、「DRAGON BALL」シリーズの大ファンであることを公言しているDJ・音楽プロデューサーのZeddからのビデオメッセージがサプライズ上映された。「ドラゴンボールを見て育った僕にとって、これは人生でかなえたかった夢の一つでした。この作品が大好きだからというだけでなく、これまでの主題歌も本当に素晴らしくて、音楽的にも影響を受けてきました。だからこうして楽曲制作に取り組ませていただき、そして他の人たちに同じように刺激を与えられるかもしれないと思うと夢のようです」と話した。

孫悟空・孫悟空(ミニ)役の野沢雅子からのビデオメッセージも上映

トークセッションの最後には日本版で孫悟空・孫悟空(ミニ)役を務めている野沢雅子からのビデオメッセージが到着。1年前に「ドラゴンボールDAIMA」の製作発表をしたNYコミコンの会場で第1話が上映されることに「あれから1年、ついにドラゴンボールDAIMAがスタートします。わたしも全力で悟空を演じさせていただいております。この後の、第1話上映を、ぜひ最後まで楽しんでくださいね。ぜってぇ、見てくれよな！」と喜びの声を伝えた。

パネルの最後には登壇者と会場のファン全員でかめはめ波を撃ち、「DRAGON BALL DAIMA SPECIAL PANEL」のトークセッションは幕を閉じた。

トークセッション後は約3000人のファンが「ドラゴンボールDAIMA」第1話上映会を楽しんだ。ニューヨーク コミコン会場ではドラゴンボールブースも出展。悟空の巨大バルーンを目印に、「ドラゴンボールDAIMA」をはじめ、ドラゴンボールの最新情報が展示された。