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大豆をまるごと飲める「大豆飲料」は「豆乳」とイコールではない!

  • 2024.10.18
出典:シティリビングWeb

健康や美容のために、積極的に取り入れたい大豆製品。豆腐の専門家がおいしく楽しく日常に取り入れる“豆”知識を伝授します!

江戸野陽子さん

出典:シティリビングWeb
健康と美の強い味方大豆をまるごと飲める大豆飲料

今回は大豆飲料をご紹介したいと思います。

大豆飲料はその名の通り大豆をそのまま飲料にしたもの。健康と美容の強い味方となる栄養や成分を含んでいる大豆をそのままとり入れられるので、最近注目が高まっています。

ちなみに豆乳と大豆飲料って何が違うのでしょうか?

豆乳:大豆を搾って水分(豆乳)と絞りかす(おから)に選り分けたときにできるもの

大豆飲料:大豆をそのまま液状にしたもの

つまり大豆飲料は本来絞りかすとなるおからを含んでいるのです。そのため豆乳よりタンパク質・イソフラボン・食物繊維が豊富。おからに多く含まれている食物繊維が摂取できます。

大豆飲料は豆乳と比べると濃厚でクリーミーなことに驚きます。濃さの指標となる大豆固形分ですが、一般的な豆乳が7~10%ほどなのに対し、大豆飲料は10%を超えるものがほとんど。メーカーによってどろりとしたものもあれば、サラサラとしたものもあり、大豆の甘さとうまみが味わえます。

栄養を比較すると、大豆飲料は豆乳よりタンパク質と食物繊維が多く、同じくらいのイソフラボンを含んでいることが分かります。

出典:シティリビングWeb

そのまま飲むのはもちろん、クリーミーさを生かしてお菓子作り・シチューや豆乳鍋、カフェオレやスムージーなどにしても。もちろんにがりを加えて豆腐を作っても。

料理に使うときは原材料が大豆のみのものを選びましょう。糖分やフレーバーを加えたドリンクタイプもあるので、原材料欄を確認し用途に合わせて選んでください。

※大豆飲料は薄皮は取り除いた大豆を使って作られています

出典:シティリビングWeb

大豆飲料の特徴を知って食生活に上手にとり入れよう! ※写真は江戸野さん提供

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