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幅を切り揃えて揚げ時間は正確に!地道に丁寧な仕事を積み上げれば【プロのごぼうかき揚げ】できます

  • 2024.10.18

かき揚げがのったうどんやそば、おいしいですよね。でも、いざ自分でかき揚げを揚げるとなるとけっこう難しいものです。「材料を混ぜて油で揚げるだけ」という料理なのにかなりハードルが高い…。でも、ちゃんとポイントを押さえて揚げれば絶対失敗しないのだそうです。というわけで、YouTubeチャンネル「【和食道】 政ch」で紹介していた「プロのごぼうのかき揚げ」にチャレンジします。丁寧な仕事を積み上げていきましょう。




「プロのごぼうのかき揚げ」の材料と作り方

【材料】※1人分
ごぼう…100g
薄力粉…65g(衣用)+大さじ2(振りかけ用)
水…80ml
卵黄…1個分



ごぼうは表面の土を落とす程度に洗っておきます。
薄力粉はふるいにかけて、混ざりやすくほぐしておきます。
水は冷やしておきます。

【作り方】※調理時間:15分
1. ボウルに卵黄と水を入れ、よく攪拌して卵水を作ります。



2. 薄力粉を練らずに叩くようにしながら、卵水の中に3~4回に分けて入れます。



3. ごぼうを5cm長さに揃えて切り、さらに千切りにして、水にさらします。透明になるまで水を数回替え、数分アク抜きします。



4. 水切りしたごぼうをキッチンペーパーにはさんでよく水気を取り、薄力粉を振りかけてごぼうにまとわせます。



5. ごぼうをひとつかみ(かき揚げ1個分)し、別のボウルに入れ、お玉で2杯程度の2の衣を混ぜます。


6. 揚げ油(分量外)を170℃に熱し、菜箸で全体に広げます。



7. すぐに菜箸と網じゃくしを使って寄せながらまとめ、約30秒ほど衣が固まるまでまとめた状態をキープします。



8. 少し火を強めにして、20秒ほど経ったら裏返します。



9. 気泡が小さくなったら取り出して油をよく切り、器に盛りつけて出来上がりです。



揚げ物特有のおいしそうな香りの誘惑に負けてすぐにかじってみると、サクサクどころかパリパリのかき揚げが出来上がっていました。揚げ立てがおいしいのは当たり前と思うかもしれませんが、すごいのはその食感。硬いイメージのごぼうが、まるで極細のポテトスティックのようにパリっと口の中で崩れていきます。揚げ物の香ばしさとごぼう独特の味が口の中に広がり、天つゆもいいですが塩で食べる方が味が引き立ちます。

このYouTubeの主は和食(日本料理)のプロと書いてありますので実際に調理に携わっている方だとは思うのですが、政chというからにはきっと名前に政がつくんだろうなぁくらいしか情報がない謎の方です。家庭でも作れる一品料理を分かりやすく、しかも和食のテクニックを駆使して紹介しているので、とても参考になります。本当にありがたく思います。

ごぼうは根菜の中でも硬く、切り方によっても食感が変わります。火が通りにくいのでよく煮物に使われますが、大抵はごぼうであることが一目で分かる状態で調理されています。このかき揚げも実は最初もう少し太めの千切りで作ったのですが、出来上がりの見た目がイマイチで、細めの千切りにすることでうまく出来ました。ほんのちょっとしたことですが、実は大事なポイントだったりしますので、本当に料理は奥が深いです。

揚げ物は慣れが一番の近道ですので、このおいしいかき揚げ、ぜひ何度でも作ってみてください!

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