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圧倒的臨場感!『パリ・オペラ座「白鳥の湖」IMAX』本予告&美しい瞬間を切り取った場面写真公開

  • 2024.10.18

パリ・オペラ座バレエによる「白鳥の湖」の今年2024年6月に行われた最新公演が、「Filmed for IMAX」作品となって、『パリ・オペラ座「白鳥の湖」IMAX』として11月8日(金)より7日間限定で全国公開される。今回、本作の本予告映像と場面写真が解禁された。

【写真を見る】オデット姫をパリ・オペラ座では初めてのアジア人エトワールとなった韓国出身のパク・セウンが演じる

王子ジークフリートと白鳥の姿に変えられたオデット姫が出会い、惹かれ合っていく [c] Natalia Voronova
王子ジークフリートと白鳥の姿に変えられたオデット姫が出会い、惹かれ合っていく [c] Natalia Voronova

バレエ作品がIMAX認証カメラによって収録された「Filmed for IMAX」作品として、世界で初めて劇場公開される本作。太陽王ルイ14世の時代にさかのぼり、350年以上の歴史を誇るバレエの殿堂、パリ・オペラ座バレエ。150人以上の団員を擁し、世界最高峰のバレエ団と呼ばれている。そんなパリ・オペラ座バレエの数々のレパートリーの中でも最も人気を誇るのが、伝説的な世界的なスーパースターのルドルフ・ヌレエフが振り付けた古典バレエ「白鳥の湖」だ。

今回、その圧倒的な没入感と映像美を収めた本予告映像が解禁に。チャイコフスキーの名曲「白鳥の湖」とともに、魅力を最大限に引き立たせる洗練された舞台上で、宝石のようにきらめくダンサーたちの鮮やかで美しい映像が映しだされていく。クローズアップでダンサーの豊かな表情の変化や繊細な演技を捉えるだけでなく、まるで群舞の中へ入り込み、ともに踊っているかのような没入感のあるシーンをはじめ、舞台を上空から映しだしたダイナミックなカメラワークなど、IMAX認証カメラならではの演出も取り入れられている。実際の劇場鑑賞を凌駕するほどの圧倒的な迫力の映像により、観客にとって全く新しい鑑賞体験ができること間違いなしだ。

併せて、本作のメインキャストや美しい瞬間を捉えた場面写真も到着。理想の愛を求めて思い悩みながら、家庭教師ヴォルフガングの後押しによって現実を見つめようとするジークフリート王子の姿や、恐ろしくも妖艶な魅力を放つ悪魔ロットバルトの姿を捉えた一幕にはじまり、本作最大の見どころの一つである、一糸乱れぬ白鳥たちのコール・ド・バレエのシーンなど、数々の美しい瞬間が切り取られている。

【写真を見る】オデット姫をパリ・オペラ座では初めてのアジア人エトワールとなった韓国出身のパク・セウンが演じる [c] Natalia Voronova
【写真を見る】オデット姫をパリ・オペラ座では初めてのアジア人エトワールとなった韓国出身のパク・セウンが演じる [c] Natalia Voronova

悪魔ロットバルトの魔力で白鳥の姿に変えられてしまったオデット姫と、オデットそっくりなロットバルトの娘、オディールを演じたのは、パリ・オペラ座では初めてのアジア人エトワールとなった韓国出身のパク・セウン。そして王子のジークフリートを、現在のオペラ座のエトワールのなかでもトップのテクニックを誇るポール・マルクが演じる。2人の見事なパートナーシップによって、バレエファンを唸らせるほどの至高のパフォーマンスを披露。さらに、本作で通常の「白鳥の湖」よりもスタイリッシュかつ重要なキャラクターとして登場する悪魔ロットバルト役には、プルミエ・ダンスールのパブロ・レガサが抜擢。エトワール最有力候補としても注目される彼は、本作でソロのパートも用意されている。このほか、3幕におけるオディールと王子、ロットバルトの三角関係を強調するかのように構成された、3人によるパ・ド・トロワにも注目してほしい。

オディールと王子、ロットバルトの三角関係を強調するかのように構成されたパ・ド・トロワにも注目 [c] Natalia Voronova
オディールと王子、ロットバルトの三角関係を強調するかのように構成されたパ・ド・トロワにも注目 [c] Natalia Voronova

世界一美しいバレエ作品「白鳥の湖」を、史上初めてIMAX認証カメラで撮影した『パリ・オペラ座「白鳥の湖」IMAX』。生の舞台を観るともまた違った臨場感ある美しい映像、音響のクオリティ、まるで舞台上にいるかのような全く新しい没入体験を堪能するチャンスは1週間のみ。ぜひこの機会に、IMAXの大スクリーンで人類初の奇跡の感動を体感してほしい。

文/平尾嘉浩

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