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疲れも悩み事も、「程よく」がいい。眠れない原因を分析してみた

  • 2024.10.18

私は、眠れない夜を頻繁に経験している。
次の日も仕事があるから寝ないといけない。寝ないといけないと思って布団に入って、長い時間を過ごす。
数時間、布団に入っているとだんだん起床時間も近づいてくる。焦ると、余計に目が冴えて寝られない。負のループに陥るってことがよくある。
そんな夜は布団から出て、きつめのお酒をロックで飲んで無理やり眠気を誘おうとするしかない。それで寝れたり、それでもなかなか寝られなかったり。

眠たくないくらい元気な日ってわけでもない。仕事終わりだし確実に身体は疲れている。
身体は眠りたい。でも不思議なことに、どうしても寝られない。そういう夜が私にはあるのだ。

◎ ◎

周りに聞いてもそういうタイプはいなくて、今のところ共感できる仲間がいない。みんな「そんな事がない、疲れ果てて寝れる」と言うけど、私だって、寝ることができないだけで、そういう夜でも疲れ果ててはいるのだ。身体が疲れていることと、寝ることができることは私にとっては別物なのだ。

そんな夜をよく経験しているから、これは私の場合だけれど、眠れないのには理由がある。

まず、疲れ過ぎていると逆に寝られなくなる。絶対、寝た方がいいのに!と思うけれど。
疲れていたらすんなり寝られると思うもんだけど。それが何故かわからないけど、疲れている度合いを越すと寝られないものだ。

◎ ◎

そのパターンか、不安な事があるとか、考え事をしてしまうパターンだ。自分の中で、不安な事があると目が冴えて寝られなくなる。その不安な事が、自分の中で明白な時とそうでない時がある。自覚がない時ということ。それもまた厄介だ。
その時は、何で自分が寝られないのかが分からないから。
後々になって、実は自分はこれが不安だったんだなと気付いたりする。

何か気に入らない事があって、怒りに満ちていたりすると、その事で頭がいっぱいで寝るより、頭に血が上って寝られなかったりする。その怒っている事柄に頭が一杯だから。
頭を休ませる事が出来ないんだと思う。寝たら忘れられると言う人もいるけど、私はそれが出来ない。

なんでこういう事が起きるのかって、気にし過ぎたり、繊細なタイプだからだと思う。強気で直ぐ行動できるタイプだから、そうは見えないんだけど、どうやら本当に中身は繊細なタイプなんだと思う。

◎ ◎

他人からの心無い一言でさえも、スルー出来ずに心の中でずっと、棘が刺さったまま抜けない。「その棘いらないんで、お返ししますね、ポイ」って抜く事ができずに、棘を長々味わっているみたいに。生きづらいタイプだなと思う。
もっと気楽に、自分の都合の良いようにかわして生きられたら、自分がもっと楽になるのに。
と、分かってはいるけれど、30年ほど付き合ってきた、自分のこの性格。
直すのはなかなか難しいし、時間はかかるだろうと思う。

寝られない夜があるとわかる。
寝られることは幸せ。安眠できる幸せ。
疲れは程よくて良いし、悩む事も程よくて良い。
何事も程々がちょうど良いのかもしれない。

■風神圭のプロフィール
気ままに文字を綴っています

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