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生演奏を楽しみながら、新潟のお酒と郷土料理に舌鼓。日本酒をコンセプトにした列車「越乃Shu*Kura」

  • 2016.3.24

酒どころとして有名な新潟県に登場した、「酒」をコンセプトとした列車「越乃Shu*Kura(こしのしゅくら)」。美しい日本海の海岸線を車窓から眺めながら、お酒、音楽、地元の味覚を満喫することができます。

広い座席でゆったり景色を堪能できる車内

上越妙高から十日町間を結ぶ3両編成の「越乃Shu*Kura」。こちらの列車は、1・3号車が客車、2号車がイベントスペースとなっています。1号車には、ゆったり座れて景色を堪能できる展望ペアシートやくつろぎペアシート(びゅうプラザで販売される旅行商品専用)。3号車は、シートピッチが広いリクライニングシートでのんびり過ごすことができます。

サービスカウンターでは常時5種類の地酒を販売

この列車の一番の楽しみは、新潟の地酒が車内で楽しめること。

お酒やおつまみを買うなら、2号車にあるサービスカウンターの「蔵守〜kuramori〜」へ。ここでは、おつまみや軽食、常時5種類の地酒が販売されています。これらを購入するには5枚で500円のチケットを購入し、商品の価格ごとにチケットを渡しましょう。地酒の銘柄は定期的に変わるので、季節ごとに楽しめます。

「炙りしめ鯖」「する天(スルメの天ぷら)」といった、地元の食材にこだわったおつまみで、ついついお酒がすすんでしまいます。カニがたっぷり入った「カニずし」など、沿線の名産駅弁も車内で買うことができますよ。

車内では音楽の生演奏や蔵元イベントなども開催

2号車のイベントスペースでは、走行中にジャズやクラシックの生演奏が行われます。演奏テーマは季節ごとに変わるそう。酒樽をモチーフにしたスタンディングテーブルで、お酒片手に音楽を堪能するのもいいですね。

また、酒蔵の方が乗車し、お酒についての知識を教えてもらえたり、試飲ができる蔵元イベントも開催されます。気に入ったお酒があれば、車内で買うこともできるとか。

日本一海に近い駅で下車し、記念撮影することも

日本酒をコンセプトとした列車は、「越乃Shu*Kura」を含めて3路線あります。北陸新幹線が乗り入れる上越妙高駅から長岡駅を経て十日町駅を結ぶのは「越乃Shu*Kura」、上越妙高駅から長岡駅、そして越後湯沢駅を結ぶのは「ゆざわShu*Kura」、上越妙高駅から長岡駅、そして新潟駅を結ぶのは「柳都(りゅうと)Shu*Kura」と呼ばれています。

窓の外に広がるのは日本海。途中駅の「青海川駅」は日本一海に近い駅といわれるだけあって、下りホームの下がすぐ海岸。上下線ともに20分程停車をするので、ホームに出て記念撮影ができます。

電車に揺られ、車窓からの美しい景色を見ながら飲む地酒は、いつもよりも美味しく感じられそうですね。

※写真提供:すべてJR東日本

<乗車ガイド>

[料金]

オリジナルメニューが味わえる1号車はJRのびゅう旅行商品のみで予約販売。3号車は一般用で運賃+指定席520円で乗車可能。

[運行区間]

上越妙高駅〜十日町駅または越後湯沢駅または新潟駅

[所要時間]

約2時間35分〜約3時間47分(列車により異なる)

[運行日]

週末や祝日を中心に運行中

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