ブルース・スプリングスティーンが、ジェレミー・アレン・ホワイト主演の伝記映画『Deliver Me From Nowhere(原題)』について好反応を示した。「脚本を読んで監督とも話した。彼らはまとめているところだから、僕から言うことはないけれど、公開が楽しみだ」と『ローリングストーン』誌のインタビューでコメント。「脚本がとても良い」から「興味深いストーリーになるだろう」「プロジェクト全体に満足している」と語った。
ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」でエミー賞を獲得したジェレミーが、若き日のブルースを演じる本作は、ウォーレン・ザネスによる2023年のノンフィクション『Deliver Me from Nowhere : The Making of Bruce Springsteen's Nebraska』を映画化。原作の紹介文には、「『Nebraska』は、当時のアメリカのムードを反映し、混乱を表現しているが、同時にアーティストの人生におけるトラブルの徴候でもあり、スプリングスティーンがアルバムの発表から10年経って初めて明かした精神崩壊の始まりでもあった」と書かれており、彼の6枚目のスタジオアルバム『Nebraska』の制作過程を追うものとみられる。
ジェレミーは9月、エミー賞の記者会見で、「撮影がすごく楽しみだ。もうすぐ始まる」とコメント。多くを語ることは避けたが、ブルースやチームが役作りの助けになっていると明かしていた。「ブルースは本当に親切で、いつでも相談に乗ってくれる。彼や、彼のマネージャ―で本作に大きな役割を果たしているジョン・ランドーのサポートのおかげで、すべてのプロセスにさらなる喜びが加わったと思う。すごくラッキーだ」
Text: Tae Terai
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