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なぜ新妻・山本舞香は「態度の悪さ」を隠さない? 同じ元ヤン・木下優樹菜との違いは“儲け度外視”のガチさ

  • 2024.10.17

【「残念プロフェッショナル」の流儀】

『ANOTHER SKY』MC抜擢に反発の声が

10月13日には結婚を発表(C)日刊ゲンダイ
10月13日には結婚を発表(C)日刊ゲンダイ

10月5日からドキュメンタリー番組『Google Pixel presents ANOTHER SKY』(日本テレビ系、以下『ANOTHER SKY』)の新MCに抜擢され、朝ドラ『おむすび』(NHK)では橋本環奈演じるヒロインの同級生役を演じる山本舞香。

タレントとして順風満帆に思えるが、『ANOTHER SKY』MC起用に対してネット上では反発する意見が多数あがっていた。コラムニストでカウンセラーでもある堺屋大地さんは、山本舞香のことをどのように分析しているのでしょうか。

【写真特集】山本舞香の「リハウスガール」時代を発掘。制服姿で手を振る

◇ ◇ ◇

山本舞香(モデル・タレント、26歳)

小松菜奈への態度の悪さに批判殺到

まず、山本舞香様が『ANOTHER SKY』MCに起用されたことに、否定的な声が多かった原因を紐解いておきましょう。

舞香様は2017年から2021年まで情報番組『王様のブランチ』(TBS系)にレギュラー出演していたのですが、ワイプなどに映った際に仏頂面に見えることがたびたびあり、やる気がなく適当にこなしているといった印象を抱く視聴者が少なくありませんでした。

特に2020年、同番組に映画『糸』の告知のために菅田将暉さんと小松菜奈さんが出演したときのこと。菅田さんには笑顔を見せるものの小松さんとはほとんど目を合わせず不機嫌そうな態度をしていたため、舞香様への批判が噴出。

実は“ヤンキー味のプロフェッショナル”

番組でも不機嫌さを隠す様子がない(C)日刊ゲンダイ
番組でも不機嫌さを隠す様子がない(C)日刊ゲンダイ

こうして、レギュラーにもかかわらずつまらなそうにしていたことや、ゲストによって態度を変えて不穏なオーラを放っていたことで、『ANOTHER SKY』ファンを中心に舞香様は相応しくないという大合唱が巻き起こっていたのです。

また、元彼がひき逃げ容疑で逮捕された俳優の伊藤健太郎さん。10月13日に結婚を発表した夫は、たびたび発言が物議を醸しているMY FIRST STORYのHiroさん。それを理由に、彼女へネガティブなイメージを持っている人も少なくなさそう。

2018年の『アウト×デラックス』(フジテレビ系)にて、マツコ・デラックスさんが舞香様の“ヤンキー味”を看破していましたが、まさにそのヤンキーっぽさに拒否反応を示す視聴者が多いのでしょう。

舞香様の素行の悪さが視聴者から嫌われる由縁というわけですが、しかしそれこそが彼女のプロ魂。なぜなら舞香様は“ヤンキー味のプロフェッショナル”であり、それが彼女の生き様であり個性だからです。

同じ元ヤン、木下優樹菜や佐々木希との違い

笑顔はかわいいんですが…(C)日刊ゲンダイ
笑顔はかわいいんですが…(C)日刊ゲンダイ

さて、女性のヤンキー(元ヤン)キャラと言えば、たとえば木下優樹菜さんなどを思い浮かべる人も多いでしょうが、木下さんの口の悪さや破天荒な行動は、もはやエンタメ化したものだと言えます。

メディア出演するときには、文字どおり「キャラクター」としてのヤンキーを求められるため、エンターテインメントとしてわかりやすくヤンキーキャラを演じているフシもあるでしょう。

もちろん木下さんは根っからのヤンキーだったのかもしれませんが、その要素を隠すことなく、あえてわかりやすくアピールしているというわけです。

ナチュラルに“ヤンキー味”を出している舞香様

一方、佐々木希さんもかつてヤンキーだったことが公然の事実のようになっていますが、それでも彼女はメディア出演時にヤンキー要素を一切出さないようにしています。自身のブランディングとしてヤンキーキャラを出すことは得策ではないと判断しているのでしょう。

つまり、木下さんのようにエンタメとしてヤンキーキャラを積極的に出す元ヤンもいれば、佐々木さんのようにヤンキーキャラは表では出さないブランディングをしている元ヤンもいるなか、舞香様はとてもナチュラルに“ヤンキー味”を出しているのです。

デメリットだらけでも貫く姿勢にアッパレ

過去には初々しい姿も(C)日刊ゲンダイ
過去には初々しい姿も(C)日刊ゲンダイ

誤解を恐れず忌憚なく言うなら、木下さんはお金を稼ぐためにヤンキーキャラを前面に出しており、逆に佐々木さんはお金を稼ぐためにヤンキーキャラを封印していると考えられます。

けれど、舞香様が“ヤンキー味”を醸し出しているのはお金のためではありません。むしろ彼女の場合、“ヤンキー味”を出すことはタレントビジネスとしてデメリットが大きすぎるのに、その姿勢を貫いているわけです。アッパレ。

お金にならない「リアルガチヤンキー」

よくよく考えてみてください。

木下さんはカメラの前でいかにも育ちが悪そうなヤンキー口調で喋ることがよくありますが、舞香様はそんなことはほとんどしません。舞香様の“ヤンキー味”は木下さんのキャラのようにエンタメ化しておらず、不機嫌そうに仏頂面したり、気に入らない相手を無視したりと、メディア映えしない振る舞いばかり。

木下さんのエンタメヤンキーはビジネスとして旨味がありますが、舞香様の“ヤンキー味”はお金にならないのに続けており、それは舞香様が「リアルガチヤンキー」だという何よりの証拠なのではないでしょうか。

(堺屋大地/コラムニスト・ライター・カウンセラー)

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