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ついに登場!「小麦麺を使ったらーめん缶」を食べてみたら、技術の進歩に唸る仕上がりだった

  • 2024.10.16
ついに小麦麺が…! 出典:Togetterオリジナル

2024年10月、業務用の麺類を製造販売する丸山製麺から、小麦麺を使った「らーめん缶」が発売された。

「小麦麺を使った」という言葉、分かる人には、これだけですごさが伝わると思う。

「ラーメンの缶」と言えば、2000年代後半に秋葉原の自販機に登場して大いに注目を集めたことを皮切りに、これまで各社が商品化してきた。しかし「缶での保管による麺の伸び」を防ぐために、小麦麺の代わりに「こんにゃく麺」を使っているケースがほとんどだった。もちろんこんにゃく麺も十分すぎるほど美味しいのだが、ラーメン缶を開封して

「こんにゃく麺か…うん、まぁそりゃそうか」

とちょっぴり残念に思った経験があるのは、きっと筆者だけではないだろう。

そこから時は流れて2024年、ついに「小麦麺」を採用したラーメン缶が登場したのである。これは食べてみたい!!!

今回Togetterオリジナル編集部では、丸山製麺さんから「らーめん缶『醤油らーめん』」をご提供いただいた。気になるお味やいかに。

ブツブツ切れることなくしっかりすすれる感動

内容量は250g 出典:Togetterオリジナル

「らーめん缶」には、丸山製麺が独自に開発したという「スープに浸っていても伸びにくい小麦麺」を採用しているという。常温で3年保存できるというからすごい。

常温のまま食べることもできるが、「湯煎で15分くらい温めるとより美味しい」とのことなので、こちらを試してみた。

缶がけっこう熱くなるので注意 出典:Togetterオリジナル

温めた缶をオープン。プルトップ式で簡単に開けられる。

だしの香りがふわっと広がる 出典:Togetterオリジナル

麺はしっかりとした太麺。ビジュアルを見るに、ふやけたりしている様子はない。さっそく一口。

果たして… 出典:Togetterオリジナル

おお、しっかりちゃんと小麦麺だ!!!!

ラーメン屋や家庭で食べる、コシと歯ごたえがある一般的な茹で麺と比べると、柔らかくて噛みやすい硬さ。食感で言うと、ちょうどこんにゃく麺と一般的な面の中間くらいと言えよう。それでいて、途中でブツブツと切れたりすることもなく、ちゃんと「ラーメンをすすっている感」がある。

スープはだしが効いた濃いめの醤油味。具材にネギ、メンマ、チャーシューが入っていて、こちらもしっかり美味しい。

具もちゃんと入ってるので満足感がある 出典:Togetterオリジナル

量は、カップ麺などに比べると少ないものの、小腹を満たすには十分な食べ応え。おやつなんかにも良さそうだ。

こちらの「らーめん缶」、価格はオープンで、だいたい500円前後を想定しているとのこと(編集部調べ)。飲料用の自販機にも対応した規格ということで、今後全国の自販機で見かける機会があるかもしれない。「いやぁ、自販機で買えるタイプのラーメンもここまで来たか」と技術の進歩に唸る一品だった。

記事中の画像付きツイートは許諾を得て使用しています。

文: 編集:Togetterオリジナル編集部

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