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縁結びの神様を訪ねて―松江・出雲をめぐる春の旅

  • 2016.3.24
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縁結びの神様として知られる「出雲大社」。 この縁とは、恋愛だけでなく、すべての人が幸福とつながれるようにという深い意味があるんだそう。新しい出会いに彩られる、春にこそ訪れたいパワースポットです。 「出雲大社」にお参りしたら、水の都・松江まで足を運んでみましょう。 “縁占い”が人気の「八重垣神社」や桜の名所として知られる「松江城」、夕日の絶景が楽しめる遊覧船など、心が弾む春の旅をご紹介します。

縁結びの神社「八重垣神社」で“縁占い”

縁結びといえば出雲が有名ですが、松江にもたくさんの縁結びスポットがあるんですよ。

なかでもおすすめは「八重垣神社」。

スサノオノミコトとイナタヒメが新居を構えたと伝わる神社です。

境内奥の鏡の池で、100円または10円硬貨をのせた用紙を浮かべる「縁占い」。

用紙が沈むまでの時間が良縁までの時間で、岸から近くに沈むと身近な人と縁があると言われているんですよ。

日本三大菓子処・松江の和菓子でひとやすみ

不昧(ふまい)公の名で知られ、松江の茶の湯文化の礎を築いた松江藩主・松平治郷(はるさと)。

不昧公に献上するために、和菓子職人たちが腕を磨いた松江は、京都や金沢と並んで“日本三大菓子処”と言われるほど。

不昧公は、茶会で詠んだ歌を気に入った和菓子に名付けていて、それらの和菓子は“不昧公好み”と呼ばれ、今も松江の人々に愛されています。

なかでも有名な「山川」は、紅白2色の落雁。赤は紅葉、白は川を表現し、しっとりとした上品な口当たりが特長です。

また「若草」も、松江を代表する銘菓のひとつ。やわらかい求肥にまぶした黄緑色の衣が上品な味わい。

どちらも松江を訪れたら、ぜひ味わいたい一品です。

旅の思い出には、かわいい松江民芸を

古くから手仕事の文化が根付いている島根県。

松江にも、旅の思い出に持ち帰りたくなるような、かわいい民芸品がいっぱいあります。

「松江和紙手まり」は、四季の草花を和紙で描き刺繍糸で仕上げた、松江ならではのもの。「出雲かんべの里工芸館」内の工房では、和紙手まりづくりの体験もできますよ。

大粒でぷりぷり♪ 松江名物・シジミをぜひ味わって

汽水域の宍道湖でとれる魚介のうち、スズキ・モロゲエビ・ウナギ・アマサギ・シラウオ・コイ・シジミを「宍道湖七珍」と呼び、郷土料理で味わうことができます。

中でも、シジミは松江の名物として有名で、粒が大きく、身が肉厚なのが特長です。丼や酒蒸しなどで、旨味をたっぷり味わってくださいね。

夜桜も楽しめる。桜の名所「松江城山公園」

2015年、国宝に指定された「松江城」。

黒塗りの重厚な外観は存在感たっぷり。春には、美しい桜に彩られ、そのコントラストが人々を魅了します。

3月26日(土)から4月15日(金)までは、「お城まつり」を開催。

期間中の18時から21時まで、桜のライトアップも行われ、夜桜も楽しめます。

感動的な美しさ。宍道湖の夕日にうっとり

「日本の夕陽百選」にも選ばれている、宍道湖の夕日。

湖に浮かぶ小さな島、嫁ヶ島の向こうに沈む夕日はロマンチックの一言です。

宍道湖の夕日を楽しむなら、定期観光遊覧船「はくちょう」もおすすめ。

最終便は、夕日に染まる宍道湖や市街地を眺望するサンセットクルージングが楽しめます。

はくちょう2号には“縁結びの鐘”があるんですよ。

見つけたら、鐘を鳴らして願掛けしてみてくださいね。 いかがでしたか?

春は、新しいことが動き出す季節。

心の準備を整えに、松江・出雲へおでかけしてみませんか?

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