『モンスター』趣里×ジェシーの弁護士コンビ誕生！ 衝撃エンディングに「怖い」「背筋がゾクっとした」

趣里さんが主演を務めるリーガル・エンターテインメントドラマ『モンスター』（カンテレ・フジテレビ系）が、10月14日より放送スタートしました。朝ドラ『ブギウギ』のヒロイン・福来スズ子役とは打って変わった趣里さんの演技に称賛が殺到。また、衝撃のラストに注目が集まっています。

第1話のストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられたコメントとともに今後の見どころを紹介します。

第1話のあらすじ

大手企業の社員・川野紗江（藤吉夏鈴）が自殺し、交際相手の塩屋遼（萩原利久）が自殺教唆の罪で起訴。「大草圭子法律事務所」の若手弁護士・杉浦義弘（ジェシー）が塩屋の弁護を断ろうと考える中、「弁護士をやってみることにした」と突然やって来た神波亮子（趣里）が立候補します。大草圭子（YOU）は亮子をあっさり受け入れ、杉浦にサポートにつくよう指示。

紗江には自殺未遂の過去があり、カウンセラーの梅本ますみ（美波）の元に通うほど日常的に精神を病んでいました。接見した塩屋は憔悴し、アルバイトの自分はバリバリ働く紗江に劣等感を抱いていたと話します。さらに最近は彼女の仕事を理由に全く会えていなかったとも。

亮子は紗江の上司である上岡（戸田昌宏）や実家に話を聞きに行きますが、門前払いを受けたため、清掃員に成りすまして紗江の勤め先に潜入。そこで、サービス残業や上岡によるパワハラ、セクハラが横行していた事実を突き止めます。被害に遭った社員たちや紗江の母親に働きかけ、会社を告訴する弁護人となった亮子。検察側の証言に立った上岡を追い詰め、塩屋を無罪へと導きます。

裁判には勝ったものの終わっていないという亮子が向かったのは、カウンセラーの梅本の元。紗江の状態を分かっていながら、自殺への背中を押すひと言を放ったのではないかと指摘。「人殺し」と吐き捨てられた梅本は、紗江に電話口で「頑張ってよ」と声をかけたことを思い出すのでした。

「趣里ちゃんさすが！」「ジェシーくんぴったり」

ダボダボの服装をまとい、手ぶらで聞き込みや接見へ向かう型破りさが際立つものの、高校3年生で司法試験に合格したという優秀な亮子。裁判に勝てれば罪に関しては「黒でもグレーでも白でもいい」と断言し、裁判中に上岡や梅本に対し凄んだり、一方でおちゃめな表情を見せたりと、破天荒ながらチャーミングなキャラクターを見せました。

X（旧Twitter）では、亮子に振り回される若手弁護士・杉浦とのコンビにも注目が集まり、「可愛い外見に反して迫力ある神波先生とモデル然の出で立ちで終始振り回されるかわいい杉浦先生のコンビ最高」「噛み合わなそうでがっつり名コンビになってくんだろな」「趣里ちゃんさすが！天使になったりゾッとするような悪魔を演じたり。水谷豊さんの血をひいてるだけある演技の天才。まさにあなたこそモンスター」「東大卒の鼻持ちならない高飛車エリート弁護士じゃなくて、育ちの良さそうな振り回され相棒弁護士なのが、ジェシーくんにぴったり」などのコメントが寄せられています。

衝撃のエンディングに「背筋がゾクっとした」

また、裁判に勝つだけでなく真実の罪を見抜き、カウンセラーの梅本に「人殺し」と吐き捨てた亮子。自分が放ったひと言で紗江がトラックに飛び込んだ音を確認し、口元に歪んだ笑みを浮かべた梅本には鳥肌が立ちました。

Xでは、「カウンセラーの目的は何？ってラストは背筋がゾクっとしちゃった」「いわゆるスカッとストレス解消エンターテインメントが人気を得ているこの時代に、“その先”を描く恐ろしい作品。これができるのが月10ですね…」などのコメントが寄せられています。

高3で司法試験に合格するほど優秀な亮子は、なぜ「弁護士をやってみることにした」のか。謎の多い彼女と若手弁護士・杉浦は今後どんなコンビになっていくのか。第2話では、アイドルが作った新曲の歌詞に盗作疑惑が浮上。事務所社長から助けを求められた亮子がどんな動きを見せてくれるのか期待です。

この記事の執筆者：地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌などの編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。

文：地子給 奈穂